- 出演者
- 黒柳徹子 北方謙三
オープニング映像。今日のお客様は小説家の北方謙三さん。
今日のお客様は小説家の北方謙三さん。黒柳徹子さんとは30年ぶりの再会である。北方さんは「三国志」や「水滸伝」などの歴史小説で人気の作家。北方さんは今年10月に77歳になり、どこか行くと自身が最長老であるや協会から喜寿のお祝いが届いたと話す。そんな北方さんの特技は手品であると紹介するが北方さんは手品が得意というわけではなくある時、人が少ない所に出かけると子どもたちが寄ってきて手品を披露して友達になり言葉の採集を行って、村の言葉を学んで入っていったなど話した。
北方さんが「徹子の部屋」に初めて出演したのは36年前で当時40歳の頃の映像が放送された。当時車について話しており、現在車について免許を返納したと明かす。年を取るとなぜかわからないがスピードを出してしまう。自分がケガをする分には良いが人を傷つけたら大変だからと返上したほうが良いと思い返上し、車も2台持っていたが売ったと明かす。比較的新しい方は良いオーナーに出会えよと想ったがもう一台の「マセラティ」は20年くらい乗っていて、娘たちもよく乗せていて持ってかれる時に娘たちもやってきてワインをかけたりしてその様子を見ていたら「やだー」と車に抱きついてしまったと明かした。
北方さんには現在中学1年と2年の孫がいるがずっと北方さんの事を貧乏だと思われていたという。孫とは近くに住んでいて常に家にいることから「じいちゃん会社行ったほうが良いと思う」と言われたなど明かした。また孫が生まれる前は周りに「じいちゃん」なんていったらしばき倒すみたいな事を言っていたが、孫を初めて抱いた時に「はじめまして、俺がおじいちゃんだよ」と言ってしまったと明かした。また男の子の子どもは初めてで対等に扱おうと思って接しているなど話した。そして一番下孫娘は小学2年だが北方さんについて寝て暮らしていると思っていると話す。昼間、寝ていたため様子ばかりを見ているからと話した。北方さんに対しては批判的な事を話す孫娘だが、ある時家へとやってきて妻がトイレ掃除をしていると手伝ってくれその様子を見て抱きしめて褒めた所、家にくると掃除をしてくれるなど明かした。
北方さんは現在、自宅、都内のホテル、別荘の3拠点でほぼ10日ずつルーティンで過ごしながら作業をしており、必ず愛用の万年筆と原稿用紙を持っていっていると話す。そんな万年筆について書けなくなると万年筆のせいにして取っ替えながら書いているという。他にも書けない時がくると居合抜きを行うという。斬るための藁を書けない自分に見えることはあり、それを斬って席に就くが結局書けないという。そんな北方さんは締切を破ったことがないという。北方さんは長編小説を出版しているが500枚ほど書いてくると自分の感じる文体がゆるくなると感じ、引き締めるため短いものを書くという。書くとき完結まで考えて書いているのかという質問に全く考えていないと明かす。小説の中の人も生きていき、運なども持たせると作者はどうしようもなく死ぬなと思って書いてても死ぬ方向にしかいかないくなるなど話した。
北方さんは結婚して50年を迎え、妻には感謝しかないと話した。新作の最初の1冊に結婚記念日などを書いて手渡したと明かす。徹子さんは北方さんに優しいと述べるが北方さんは自身は好き勝手やっているだけと話す。家には10日間くらいしかおらず、また母が存命中は一緒に暮らしており、約20日間は嫁姑の2人で過ごしている時期があったがそれに対してのプレッシャー等はかかってきたことは一度もないという。また母についてある日あわびを食べたいと言われ用意したがその時にタコももらい一緒に入れていて、いざ食べようとしたらアワビは空っぽで母からは「お前はタコより頭が悪いのか」と言われと明かした。
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結婚50年を迎えている北方さんは妻へのお礼はしていないという。今年はもう1作5～6年かかる長編小説を書く予定でその間は2人共健康に生きていきたいとそれがプレゼントにしたいと話し徹子さんに聞くと「私はそれじゃ納得できない」と話し、「いつもありがとう」くらいは言ったほうが良いと話した。北方さんはいつも言っていると一度話すが言ってないかも、心ではいつも感謝しているなど話すが思っていると伝えているでは大分違うなど徹子さんは伝えた。
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エンディング映像。
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