- 出演者
- 澤部佑(ハライチ) 林修
5分の泣ける説法グランプリを開催する。
泣ける説法GP第3位は初代説法王となった須磨寺で副住職を務める小池さん。小池さんはお経には亡くなった方と遺された方をつなぐ意味がある、シングルマザーで娘を育てていた母親の葬儀で気丈に振る舞っていた小学生の娘の横で出棺までの時間にお経を唱えたら大粒の涙を流して「お母さん」と呼んでいたと話した。
オープニング映像。
説法を事前に聞いた100人に1番沁みたと思ったお坊さんに投票してもらいランキングを発表。全国から集められた5名が説法を行う。
泣ける説法GP第2位は妙法寺で副住職を務める泉水さん。YouTubeの動画がバズり、チャンネル登録者数は10万人以上。泉水さんは九州のじいちゃんが毎月北海道まで小学一年生を送ってくれて最初は「ありがとう」と電話をしていたが届くのが遅いので仲間はずれにされるようになった、成人式の前にじいちゃんが亡くなり法要の時に一緒に住んでいた叔母さんからじいちゃんからの最後のプレゼントとして図書カードを渡された、本が好きになったのは欠かさずに送ってくれたあの本があったからだった、近しといえども而も見ざらしむという教えに気づいていないことはないだろうか、生きてる間に気づく心を養うことが仏教を学ぶことと話した。
泣ける説法GP第5位は高善寺で住職を務める武田さん。臨床心理士の資格を持ち、説法に心理学を取り入れている。書籍の出版や新聞の連載もしている。武田さんはカウンセリングで出会った女性に「最後は見捨てちゃうんでしょ」と言われた、「見捨てません」と言わなければ自分に価値がないと思っていたが生きとし生けるものに私自身も含まれていることに気づいた、次のカウンセリングで僧侶として役に立たないと言われた気がして不安になったがこの不安はあなたが抱えていたものと同じかもしれないと伝えた、彼女は私の不安は誰もわかってくれないと思っていたが今日伝わった気がすると言ってくれた、私たちは自分の価値を条件をつけて考えてしまうが阿弥陀如来は条件をつけず必ず救う、生きる意味がないと思うときには摂取不捨という言葉を思い出し1人じゃないということを心に留めてもらいたいと話した。
泣ける説法GP第4位は両徳寺で住職を務める舟川さん。年100回説法会を行い、YouTubeでも説法動画をアップしている。2021年にはH1法話グランプリに出場した。舟川さんは講演をした乳がんの啓発イベントで乳がんを患った人の写真展があった、女性たちは髪や乳房を失っていたが大切な人と一緒に写っていたからみんな笑顔だった、変わった自分を変わることなく思い続けてくれる人と出会った時に今の自分の姿を受け入れてくれた、写真のコメントには「がんになって日常のありがたさに気づいた」と書いてあった、無常というのは物悲しい言葉ではなく今日という日の尊さを教えてくれると話した。
泣ける説法GP第1位は泰丘寺で副住職を務める泰丘さん。慶應義塾大学理工学部出身の理系僧侶で、これまで4冊の書籍を出版している。出版をきっかけに講演依頼が増え、これまでの講演回数は200回以上。
泣ける説法GP第1位は泰丘さん。泰丘さんは人が年齢順に死ぬということはありがたいこと、自分の子どもを先に亡くした親の気持ちは想像を絶する、理屈の通らない死に直面したときに遺された私たちができるのは今過ごしている日常に感謝し自分の命の尊さを自覚すること、頂いた命を使い切るのが私たちの生きる使命と話した。
- キーワード
- 仙がい義梵
R-1グランプリ2025の番組宣伝。
ENGEIグランドスラムの番組宣伝。
「千鳥のクセスゴ!」の番組宣伝。
林は1人でも多くの人が説法という機会で心を開くことができると知って心の負担を減らすことにつながってくれればこの番組は大きな意味があると話した。