2023年10月22日放送 7:00 - 7:30 日本テレビ

所さんの目がテン!
環境保全にも貢献?進化するアクアリウム

出演者
所ジョージ 佐藤真知子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

趣味を超えた!多様化するアクアリウム

アクアリウムは今、技術の進歩により鑑賞の枠を超えて多様化している。本日は多様化するアクアリウムの科学。

オープニングトーク

アクアリウムとは水生生物を飼育・鑑賞して楽しむことを目的とした水槽だと説明した。

キーワード
アクアリウム
アクアリウムの科学
自然の生態系を再現 進化したアクアリウム

アクアリウムショップ「ペンギンビレッジ」には生態系を再現したアクアリウムがある。水槽内に魚に悪影響を及ぼす硝酸塩がたまるため、1週間に1度の水替えや数種類のフィルターが必要になるが、こちらの水槽では水草が硝酸塩を栄養として吸収するので、魚のエサやりや3週間に1度の水替えは必要だが魚と水草をバランスよく入れることで水槽内に自然の循環を再現して生き物が過ごしやすい環境を作り上げている。

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ペンギンビレッジ 石神井本店練馬区(東京)
海の森のアクアリウム 自宅でマングローブ林を再現

個人でも自然環境を再現した人がいる。アクアリウムにも精通するTokyo Bug Boysの平井さんが個人でマングローブを再現した五十嵐さんを取材。五十嵐さんの自宅には人工海水を張った2畳ほどの場所にマングローブの木や生き物たちが暮らしている。マングローブとは熱帯の河口など汽水域に生息する植物の総称。生物多様性が豊かな環境で生命のゆりかごとも呼ばれている。五十嵐さんのアクアリウムではヤエヤマヒルギなど5種のマングローブ、動物はクマノミの仲間など様々な生き物を飼育している。このアクアリウムでも自然の循環が行われている。植物はしっかりと根を張っていて、平井さんは「育てた人を見たことがない」と感心した。

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自宅でマングローブ林を再現している五十嵐さん。魚のフンなどは分解され、植物の栄養となる自然の循環が行われている。アクアリウム内にはマングローブのアイドルであるシオマネキもいるという。シオマネキには人工的なエサを与えておらず、アクアリウム内で発生する有機物を食べているという。環境を維持するために扇風機で風を送り、湿度が下がると自動で霧を発生させ、6時間ごとに干潮・満潮を自作の装置で再現させている。

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シオマネキ
スタジオトーク

スタジオでマングローブのアクアリウムができるまでの過程を写真で紹介。自宅を改築してアクアリウム用の部屋をつくり、マングローブを種から育て、2年ほどをかけて循環できる環境をつくり今年で4年目、ようやく完成したのだという。

海の環境問題に挑む!進化したアクアリウム

海水温上昇や沿岸開発などによりサンゴの減少が問題になっている。サンゴ礁は小さな生き物のすみかとなっており海洋生物の約25%が生息する重要な場所。 そんなサンゴの危機をアクアリウムを応用した技術で解決しようとしている会社がイノカ。環境移送技術という海の環境を水槽内に再現できる技術を開発した。この技術で海中でなくても研究ができるという。環境を再現するのに必要なのが物理的・科学的・生物的の3要素。

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イノカ気象庁港区(東京)
東京で沖縄の海を再現!東京でサンゴの産卵に成功

環境移送技術を使って、真冬に東京の水槽でサンゴの産卵に成功したという。研究が進めばサンゴの卵・幼生の研究がいつでも可能となり、将来的にはサンゴの養殖にも期待できるという。環境移送技術は東京都が推進するプロジェクトにも活用されている。マングローブ林を再現した五十嵐さんもこの技術に感銘を受け入社したという。

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五十嵐琢人金丸慎太郎
スタジオトーク

サンゴの産卵実験は別の会社のビルのエントランスに設置され共同研究を行っていると紹介した。

(エンディング)
次回予告

「所さんの目がテン!」の次回予告。

TVer・Hulu

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