- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ 吉田鋼太郎
監視カメラや防犯カメラがあらゆるものを記録する現代。大阪教育大学では、授業中の学生の行動（立つ、座る、机に伏せるなど）をカメラとAIで分析する研究が行われている。学生をより授業に集中させる教え上手な先生を育成することが目的だが、学生を監視しているのではという不安の声も上がっている。今回は、行動や内面まで見抜く最新AI分析を深掘りしていく。
オープニング映像が流れた。
教員免許を持っているというアキラ100％は、教育実習での経験に触れつつ、AI分析で授業レベルを上げる取り組みはすごい試みだと思うなどと話した。ジャーナリストの高口康太は、中国は世界一の監視カメラ大国で4億台以上の監視カメラがあることなどを紹介した。
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山梨県富士河口湖町の観光客向けのお店に設置されたカメラでは、AIによって商品を見ている客の“感情”（購買意欲、疑問、無関心など）を判別し、それを分析したデータを店の売り上げアップに活かしている。名古屋市のとある私立高校では1つのテーマについて話し合うホームルームの時間にこのカメラを利用し、各生徒が自身の感情の動きを自覚してセルフコントロールの大切さを学ぶことに役立てている。
感情を分析するAIカメラを利用したお笑いライブが紹介された。客一人ひとりの感情を分析し、一番面白かった芸人や、最も癒やしを与えた芸人を発表するなどしている。このライブに出てみたいかと問われたアキラ100％は「絶対出たくない」と回答した。ITジャーナリストの高橋暁子は、感情分析AIを社員のメンタルヘルス管理に取り入れる企業が増えていることや、顔認証システムが急速に広まっていることなどを紹介した。
渋谷駅直結の巨大複合施設のトイレには、センサーが設置されており、フロアごとのトイレの込み具合をリアルタイムで把握できる。また、個室内にある液晶モニターには「満室になりました」「現在の利用時間30分以上」などのメッセージが表示されるようになっており、これによってトイレの長時間利用が大幅に減った。千代田区のオフィスビルにも同様のシステムが導入されており、混雑緩和以外にもサラリーマンの悲哀を詠った川柳を表示するなどしリフレッシュ効果をもたらすことや、生産性の向上（トイレの使用時間を削減すると1日約45分間より働けるというデータがある）などが目的とされている。
アキラ100％はおなかが弱くて外出時によくトイレに行くが、個室からなかなか出てこない人（ゲームをしている場合もある）がいることに触れ、紹介されたトイレのシステムがあるとありがたいなどと話した。高橋暁子は自宅に防犯カメラを設置するときにプライバシーの関係でトラブルになることがあることを紹介、設置する角度など周囲への配慮も必要などと話した。高口康太はカメラの使われ方を透明化することや、場合によっては意見を出して変えられる仕組みづくりが大事などと話した。
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