- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ 吉田鋼太郎
都内の大手企業に勤めているという男性は、子どもが中学受験をすることになると塾代が家計を直撃し、車、さらには35年ローンで購入したマイホームまで手放したという。SNSを見ると、子どもの塾代に悲鳴を上げる親の投稿が多く見つかる。今回は、子どもの教育に悩みながらも奔走する親たちの気持ちとその背景を深掘りする。
オープニング映像が流れた。
小学生の子どもがいる村上知子(森三中)は自分たちが小さかった頃は公務員など安定している職業がいいとされていたが、今はそういう時代でもなく、親としてどう助言していいか分からない、などと話した。エコノミストの崔真淑は首都圏の中学受験比率は8年前から上昇しており、今では4人に1人が中学受験をしていることを紹介し、その背景には社会に不安を感じている親が多いことがあると話した。
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高齢出産で子どもと接することができる時間が短いかもしれないという不安から、子育てに失敗できないというプレッシャーを感じ、教育熱心になっている母親が紹介された。
木村佳乃は自身は子どもが生まれて間もなく仕事に復帰したので紹介された母親ほど教育熱心ではなかったなどと話した。村上知子はお母さんが楽しそうにやっているからこそ子どもが吸収してくれる、「やりなさい」と言うだけでは子どもはできない、などと話した。子どもの教育の専門家である石田勝紀は、「こういう子にしたい」など親目線で子どもを見て育てていくと子どもが親の理想と合っていないケースに陥りがちである、「どういう子なのか」など子ども視点も入れて育てていくと豊かな状態で進んでいくと思う、などと話した。
娘2人を東大に合格させ、自らも大学院で教育学を学んだ江藤真規さんは受験生の親御さん向けに子どものやる気の出させ方などを教える講義を行っている。ネット上には子どもの優秀な成績や家庭学習の様子などを上げている親たちが数え切れないほどいて、江藤さんの講義の受講生にはそうしたものを見て自分の子どもと比較し不安を感じてしまった親などが多い。
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村上知子は親は比べているつもりはなくても子どもは他の子と比べられているように感じてしまうなどと話した。崔真淑は親が子どものために学ぶ講座や教材は増えていると話し、その例として子どもにどう料理を教えるかの講座などを紹介した。
マレーシアに娘を教育移住させた親子が紹介された。父親は日本に残り、母と娘はマレーシアで暮らしている。家族が離れ離れになるさみしさもあったが、子どもの人生のベースとなる教育を優先した。金銭面に不安はあったが、マレーシアはその点も安価に収まっている。英語力など、日本ではできない成長をしている子どもの姿に満足している。
崔真淑はアフターコロナの追い風もあり、今マレーシアの教育移住が人気になっていることを紹介した。石田勝紀は「海外に行けば誰でも英語ができるようになる」と思っている人がいるが、実際はそうではなく、マレーシアに行ったが結局戻ってきてしまうというケースも結構あると話した。木村佳乃は娘に数学の宿題について聞かれたが答えられず、時間をかけてなんとか解いたがムキになっている姿を娘に引かれてしまったという話をした。
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