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- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 小林知之 山下和彦 真矢ミキ
青森県の店舗では去年5月、店に対するクチコミで星1が投稿された。1時間に60件あり、中には意味不明なコメントもあった。営業時間が勝手に書き換えられることもあった。
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専門家によると地図情報の編集に誰でも参加できる。嫌がらせのあと後日、お店に電話があり、お金を払うと消すことができると電話があった。弁護士は悪意のある書き込みを簡単に消せないことが問題としている。深刻なのは医療業界で医師は守秘義務があるため反論が難しいという。
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オープニン映像。
被害を受けた店舗では常連客が応援した結果評価は元通りになった。グーグル社は偽のクチコミを禁止する明確なポリシーがあり24時間体制で不審な行動を監視している。違反を発見した場合、迅速に対処している。去年には1億7000万件以上の違反レビューを削除している。真矢さんは伊能忠敬が好きだという。
スズメ北小島は鹿児島市から西に約120kmの海にある。出張所でも聞いたことがないという。船で片道2時間進むが地図に示された場所にはなかった。干潮を待つと岩礁が現れた。海上保安庁で確認すると海図は誇張や省略をするという。断定できないが岩礁がスズメ北小島の可能性が高い。
島の定義は自然に形成された陸地で高潮時(満潮時)でも水面上にあるもの。お笑い芸人・地図会社勤務の小林知之さんに話を聞く。地図=正確というのが頭の中にあると思うが、だいたいで見てもらったほうがいいと指摘。
アメリカ・ニューヨーク州に地図にはあるのに存在しない町がある。目指すはアグロー。到着したものの町には見えない。歴史研究家のジョイス・コンロイさんに話を聞いた。架空の町アグローが誕生したのは今から約100年前。森の中を小川が流れるのどかな場所だったという。アグローは地図製作者の2人の名前を並べ替え作られた架空の町。架空の町が脚光を浴びたのは2008年。ベストセラー作家のジョン・グリーンが書いた青春小説の中に登場。失踪した同級生を捜し歩く主人公が最後に辿り着いたのがアグロー。アグローの人気に目をつけたのが、地元のビール会社を経営していたフィル・バローンさん。アグローを探すファンの目印になるよう看板を設置。小説を読んだファンたちが訪れ、SNSに投稿して楽しんでいる。「現代人は冒険のような非日常を求めているんだ。みんなが楽しんで看板を探してくれているのならうれしい」と話した。
架空の町は”ペーパータウン”と言われている。なぜ書く必要があるのかというと、地図会社同士の複製防止が理由の一つ。専門家は「地図を作るのは大変な労力とお金もかかっていて、それをそのままコピーされて同じようなことをされたら、それは大きな損失になってしまう。間違いがそのまま写されているとなると、偶然の一致にしてはできすぎだとなる」と指摘。地図好きの間で空想地図というジャンルが流行している。100%架空ではなく、実在するところに重ねる。真矢は「ワクワクしている。何もないところに想像するのが好き」等とコメント。
にわかに注目を集めている岩手県のスポット。現地に向かうと、小さな石碑が建っており、名前と「医師国家試験不合格発表閲覧之地」という文字が刻まれていた。1年ほど前に突如現れたという石碑。土地の所有者に話を聞くと、看板屋さんに建ててもいいかと声をかけられたという。看板屋を訪ねると、石碑を建てたいという話がメールでいきなり来て、最初は断ろうとしたが長文で熱意が伝わり建ててあげるという話になった。その人物は奈良県にいるということで本人のもとに訪れると、大学病院で働く医師だった。石碑を建てたのは、元々は後輩をびっくりさせたかったから。2019年3月、大学で自転車のサークルをやっていて卒業旅行で東北を走っていた時に、ちょうどあの場所で医師国家試験の不合格を知ったという。翌年の試験に合格し、再び後輩たちと岩手を訪れることにしたが、同じ場所を通るとなった時に石碑があったら面白いと思いついて建てずにいられなくなったという。その後、いつのまにか史跡としてデジタル地図に公開され観光スポットへと進化していた。
不合格を知った時に母に電話をし、優しい言葉をかけてもらい今度は合格することができたという。海の向こうでは、デジタル地図によてドラマのような再開を果たしたケースもある。5歳の時に孤児になったサルー・ブライアリーさんは、オーストラリアの里親に引き取られたが、大人になってから記憶を頼りに地図サービスを使って故郷を探すことにした。毎日9時間3年かけて探し、ついに実家を発見。そして25年ぶりに母と再会を果たした。
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デジタル地図は、災害が起きたときになくてはならない存在。NHKでは、能登半島地震の際に給水所や避難所などの情報を地図に乗せて提供。真矢みきは、デジタル地図で妄想旅行をしているという。
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