- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ 伊原弘将 菊地亜美 柏木智帆 折笠俊輔
ある食品メーカーのふりかけは過去最高の売上を記録している。ふりかけは不景気になると節約意識が働いて好調に推移するそう。
オープニング映像。
菊地亜美はお米について「少しずつ食べることはできるけど、まったくゼロにはできない」などと話した。
長野市の味噌メーカーは加工用米が原因で会社存亡の危機に陥っている。こちらの会社では毎年みそメーカーの連合会から加工用米を仕入れているが、希望の7割しか出せないと通達された。つまり、売上が3割減るようなもの。3割分の確保が見込めなければ輸入米を使うことも検討するという。加工用米を巡る争奪戦は激しさを増している。長野・佐久穂町の酒造メーカーも仕入れ価格が上がり、商品の価格を段階的に上げていかなくてはいけないと考えているという。なぜ、加工用米が不足しているのか。米農家によると、加工用米から主食用米に切り替える農家が続出しているためだという。加工用米と主食用米の価格差は2022年あたりから大きく開き始めた。
加工用に使われる米は、加工用米として作った米の他、主食用に作ったが検査でふるい落とされた2等米・3等米なども使われている。柏木智帆は「安さだけを見るのではなく、生産現場にも思いをはせてほしい」などと話した。
山崎能央さんは節水型の乾田直播という技術を用いて米生産を行っている。種籾を専用のトラクターを使って直まき。1回も水を張ることなく、稲が着実に育っている。秘密はビール醸造の副産物を使った液体肥料。これを植える前の種籾に吹き付ける。すると、籾は病気になったと勘違い。子孫を残すために芽を出すという植物の本能が発揮されるという。この農法は水田に比べると収穫量がやや少ないなど課題もあるが、田植え前後の労働時間を7割削減することができる。
- キーワード
- 北葛飾郡(埼玉)
柏木智帆によると、乾田直播はかなり注目されている農法。しかし、乾田直播は向き不向きなどがある。柏木は「多様な農法、栽培法があっていい」などと話した。折笠俊輔も「農業の良さは多様性」などと話した。
- キーワード
- 埼玉県
次回予告が流れた。