2024年10月4日放送 11:05 - 11:30 NHK総合

探検ファクトリー
知らなかった!?インクが出てくる仕組み ハンコ工場

出演者
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家) 
(オープニング)
趣旨説明

すっちーと中川家がコントを披露した。今回は朱肉のいらないハンコ工場を訪れる。会社や家庭で活躍する便利な朱肉のいらないハンコ。今回はトップシェアを誇る朱肉のいらないハンコを作る工場を探検。1968年の発売以来、50年以上も売れ続け、累計出荷数は1億9000万本以上。押したときにだけインクが出るハンコの秘密は印面にある。

キーワード
中川家吉本新喜劇稲沢市(愛知)
オープニング

オープニングが流れた。

(探検ファクトリー)
朱肉のいらないハンコ工場

古くから日本に根づいているハンコ。現存する日本最古のハンコは西暦57年に中国からい送られた金印「漢委奴国王」と言われている。その後、重要な文書にはハンコを押す文化が日本に定着した。明治時代に印鑑登録・証書への捺印が法律で定められた。工場の技術を紹介する。ハンコの印面を作る工程を見学する。ゴムの加工をする作業を行っている。硬いゴムを練って柔らかくする。カーボンを混ぜゴムの強度と弾力性を増す。さらに数種類の薬品も練り込む。続いてミキシングロールと言われる工程を行う。ゴムにカーボンと薬品を均一に練り込む作業だという。ここからインクが通るゴムにする工程に移る。ゴムに塩を混ぜる。粉状になったものをローラーでプレスしてシート状にする。塩を混ぜたゴムのシートを2種類作る。違いは塩の粒の大きさ。印面は2種類のゴムを貼り合わせて作る。塩を混ぜるのはインクがしみこむ穴を作るためだった。約17時間お湯に浸して塩抜きをする。スポンジ状になったゴムはインク染み込むようになる。

キーワード
兵庫県立歴史博物館名古屋市(愛知)国立国会図書館天下布武印明治6年公布 太政官布告漢委奴国王印福岡市博物館稲沢市(愛知)織田信長 朱印状

印面に名前を彫る工程を紹介した。パソコンで作成したデータを元にレーザーで名前を彫る。カットした印面に金属の枠をはめてバネやインクなどがセットされた本体に取り付ける。この工場では朱肉のいらないハンコを年間約230万本製造している。ハンコに使うフォントを独自に開発して作っている。基本書体で9書体になっている。漢字・ひらがな・カタカナなど約1万3000文字を作成。漢字の「とめ・はね・はらい」をチェックする。文字を組み合わせた時に自然に見えるかもチェックしている。印面には8文字まで入れられる。印面には漢字以外も彫ることができる。探検ファクトリーのハンコを作ってもらった。

ハンコ作りの歴史を紹介した。空気中の水分を取り込み盤面が乾かない技術を開発した。1965年にスタンプ台のいらないビジネス用スタンプを発売した。1968年には名前の入った朱肉のいらないハンコを発売した。電子印鑑システ ムを1995年に発売していた。印鑑の登録情報を管理して偽造を防ぐようになっている。ボルトに印をつけるスタンプを紹介した。本締めの際に線のズレで締まっていることが確認できる。

キーワード
四国地方整備局 香川河川国道事務所本山橋香川県
(エンディング)
今日の学び

今日の学びとして剛さんは「色んなアイデアに太鼓判」を発表した。

次回予告

探検ファクトリーの次回予告。

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