- 出演者
- すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
今回は沖縄スペシャル、沖縄の食文化の魅力を紹介する。
- キーワード
- 沖縄県
オープニング映像。
今回は沖縄県を中心に活動するHYの仲宗根泉さんが地元沖縄県の魅力を伝える。一行が訪れたのはダイヤモンドビーチ。ここから恩納村の農業用ハウスに向かう。こちらでは海ぶどうを栽培、海ぶどうはクビレズタという海藻で恩納村では30年前から栽培しているが、沖縄から出荷される海ぶどうは陸上養殖だという。もともと海ぶどうは宮古島だけで収穫されていたが、30年前に陸上で養殖されるようになったのだという。ちなみに養殖方法を考案した銘苅さんは特許などは申請していないという。海ぶどうは網に挟んで海と同じ環境に置く。そのために水質jの良い海水を汲み、温度を一定に保っているという。また適切な量の栄養(魚用の餌)を与えている。通常光合成を行う海ぶどうだが、こうした餌から溶け出した成分を吸収することでより立派に育つのだという。また銘苅さんは海ぶどうをひと目見ただけでどんな状態かわかるのだとか。そんな銘苅さんは育てるのに大切なのは愛情だと語った。養殖した海ぶどうは手作業で収穫する。銘苅さんは若い海人とベテランの海人が一緒に作業できるようなものはないかと考え陸上での養殖を思いついたという。ちなみに銘苅さnお薦めの食べ方はマヨネーズをつけて食べるというもの。さらに海ぶどう丼と、仲宗根さんお薦めの豚のしゃぶしゃぶの中に海ぶどうをサッと入れて一緒に食べるというもの。剛はレジェンド最高とコメントした。
4人が次に向かったのは読谷村。日本で最も人口の多い“村”で世界遺産の座喜味城跡などもある。ここで仲宗根さんは沖縄料理を作る工場に連れてきてくれた。こちらでは汁物から豚を使った料理、さらに炒め物などを生産している。様々な料理があるが、クーブイリチーという料理は沖縄県で穫れない昆布を使っている。かつて琉球王国は各国と交流し、戦後統治下に会ったことからアメリカ文化に近い料理も定着したからだという。これは沖縄県が沖縄県が様々な文化を受け入れてきたからだという。ここから一行は工場内を見学。こちらの工場では200種の料理を生産。まずラフテーの生産工程を見学。豚肉に針で刺し筋を切る。そのたとはタレに漬け込み85度のお湯で1時間煮込むのだという。続いて一行は中身汁の生産工程を見学。中身汁はホルモンの下処理が非常に重要で、うまみだけを残し臭みを抜く工程は企業秘密だという。下処理したホルモンは手作業で柔らかくなるように調理。ホルモンは他の具材とともにパック詰めし、かつおだしとともに加熱。殺菌して完成。続いて一行はサーターアンダギーの製造工程を見学。沖縄のドーナツと言われるサーターアンダギーだが、サーターアンダギーは水や牛乳などの水分は加えずたっぷりの卵を使う。ちなみに揚げ加減は人の目で確認する。コツは割れ目の色をしっかり確認することだという。こちらの工場は長濱会長のお父さんが営んでいた養豚業がベースになっている。時代とともに沖縄料理が家庭で作られなくなったことから、レトルトの沖縄料理を製造販売するようになったのだという。
今回の取材の感想を語る一行。案内してくれた仲宗根さんは今日の学びとして「沖縄を想う心」を挙げた。
「探検ファクトリー」の次回予告。