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山本さんをてこづらせたこのマグロは何キロあるのか。
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はたして山本さんをてこづらせたこのマグロは何キロあるのか。マグロは65キロだった。思ったより小さかったが上出来のスタートだという。
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2023年冬。マグロ漁の本格シーズンが到来した。大間沖で超巨大マグロが水揚げされた。273キロだという。山本さんの船には、あの男。きむさんだ。2022年に船にのり、力をあわせて100キロのマグロを釣り上げた。きむさんは持ってる男だ。2人には共通点があった。着ている服の色が同じだ。
2023年冬、若手ナンバーワンマグロ漁師の南芳和さんと、南竜平さんも密着取材した。ふたりはぶっつけ漁法。エサを撒き、先頭のマグロにエサをぶつけて食わせる漁法だ。ぶっつけ漁法で兄弟は復活なるか。
マグロ漁師9年目の山本剛史さん。山本秀勝さんの長男だ。子どもは2人。お金がかかるという。船頭は泉裕樹さん。2人でマグロを追う。しぶといマグロだった。マグロが姿を現した。悪戦苦闘する。
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凍てつく冬の海に向かっていくのは大間の若手ナンバーワン漁師と呼ばれる南兄弟の船。先導の兄・芳和さん、相棒の弟・竜平さん。2人はマグロ漁のエサとなるブリの幼魚フクラゲを狙う。3時間ほどで41匹のフクラゲを手に入れた。翌日、南兄弟が船を出した。4年ぶりにぶっつけ漁が出来るほどのマグロの群れがいるという。芳和さんの指示で竜平さんがフクラゲを準備。フクラゲに針を掛け豪快に海へ。マグロはエサに食いつかない。今度は針を付けたフクラゲ1匹を流すことに。一気に糸を引きマグロの口に針を食い込ませる。軍手から煙が出るほどの力。ここから糸を探るのは竜平さん。摩擦の熱に負けないよう軍手を水に濡らす。芳和さんの指示で戦いの場を巻き上げ機の側に移す。ここで芳和さんが竜平さんに「テグス6分だして」と。この4年はマグロの群れが少なく延縄漁をしていた。延縄漁では太いテグスを使う。しかし、今使っているのは一本釣りの細いテグスであることを改めて伝えたのだ。力加減を間違えるとテグスが切れかねない。竜平さんがテグスを引いている間に芳和さんが準備したのは電気ショッカーのアース。マグロは少しずつ船の前の方に逃げようとしている。竜平さんはマグロの隙をついて一気にテグスを手繰り寄せる。マグロまで25メートル。芳和さんが電気ショッカーをテグスにセット。電気ショッカーは糸に通した金具をマグロに向かって落とし、スイッチを入れると電気が流れ、マグロを一時的に失神させることができる。スイッチを入れるも逃げていく。芳和さんは必死にこらえるも失敗。再びマグロを引き寄せる。マグロまで25メートルの繋目が。今度は竜平さんが電気ショッカーをセット。芳和さんがこらえる。電気ショッカーがマグロに届いた。竜平さんが止めのモリを準備。型のいい巨大マグロが現れた。止めのモリ打ちが決まり、カギをマグロのエラに通す。すぐさま引き揚げる。船に引き込む前にマグロの脳天に穴を開ける。そこにワイヤーを通して神経締め。こうすることでマグロの鮮度を保つことができる。神経締めするのは南兄弟のこだわり。4年ぶりのぶっつけ漁の挑戦は成功。
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悲運の漁師と呼ばれる山本秀勝さん。マグロの姿を見つけられずにいた。海鳥が現れた。海はは小魚を追う。マグロも小魚を追って姿を現すはずだ。マグロのしぶきが見えた。はねている。だが、そのマグロは小さい。赤ちゃんマグロだという。海鳥が群れていた。その下で何かはねている。はねているのは大群だ。大物はいるのか。マグロのサイズ小さい。20-30センチばかりだ。冬のシーズンのはじめてのマグロ漁だった。同じ日、超巨大マグロが水揚げされていた。273キロだった。
九州の佐賀県からあの男がやってきた。YouTubeチャンネル釣りよかでしょう。のきむさんだ。登録者数は174万人。持っている男だという。山本さんの元にやってきた。きむさんは、お土産を持ってきた。去年より状況は悪いと山本さんがいう。200キロ以上を狙いたいとのこと。去年、2人で協力して100キロのマグロを釣り上げた。山本さんはきむさんを釣具店に連れて行った。いよいよ、マグロ漁に出る。山本さんはブリの幼魚のフクラゲで勝負をかける。この続きはTVerで。
エンディング映像。