2024年10月26日放送 5:20 - 5:50 テレビ朝日

日本のチカラ

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(オープニング)
今回は…

美しい光のアートは全て竹でできている。新潟県の小さな町で起こっている革命だが駅長の思いから始まったプロジェクトを紹介。

オープニング

オープニング映像。

日本のチカラ
僕は令和のたけのこ族

新潟県田上町は人口1万人。県内四番目に小さな町で 2020年に オープンした道の駅たがみは四季折々の 新鮮な朝どれ野菜 や地元の美味しいものが並ぶ。中でも春にだけ並ぶお宝はそれ目当てに300人が列に並んでいた。お目当てはたけのこ。田上は美味しいたけのこの産地でたけのこまつりとして出始め時期に生産者が道の駅で直接販売する。道の駅たがみの駅長は馬場大輔さん。田上生まれ田上育ち。2020年に立候補して初代駅長となった。たけのこ目当てに多くの人が訪れた。駅長に就任する前は、新潟市で働いていた馬場さん。道の駅で働き始めて町の現状を目の当たりにした。町の人が誇りに思っていたのが竹やタケノコだったという。竹をきっかけに田上を知ってもらおうと 筍掘りのイベントを企画した。午前四時に出荷の最盛期を迎えた山川さんの竹林。今年はタケノコがたくさんとれる。どこに生えているか見極めるのは生産者の技。収穫のあとはタケノコづくしのご飯を食べる。

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たけのこまつり田上町(新潟)道の駅 たがみ

掘ったたけのこはすぐに道の駅へ。竹を使った田上の発信に関わっているのは地元住民だけでない。集まったのはたけこの団の面々。馬場さんたちの声掛けで今では100人以上が所属している。年代も住む場所もバラバラでそんな人たちが集まる一大プロジェクトは竹を使ったアートイベントのたがみバンブーブーは2022年にスタート。今年で3年目を迎える。さらにこのイベントにはアートで人を呼び込むだけではない役割も。この日は作品に使う竹の切り出し。成長の早い竹は、整備しないとすぐに竹林はアレてしまい多くの放置竹林がまちの課題になっている。竹林の問題を解決するためにもう一つはじめたことは、メンマ作り。メンマの材料を調達するのはたけのこのシーズンが終わった頃。切り出しているのはたけのことしては伸びすぎた幼竹・売り物にはならないが、まだ柔らかく加工すれば食べることができる。加工され、メンマの入ったラーメンを販売することに。馬場さんは、上は大学生から下は小学生の子供を持つ父。日課は朝の散歩だという。

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馬場さんは若い頃、ヒップホップに夢中でラッパーとしても活動していて有名アーティストの前座として多くなステージにも立った。友人を訪ねていった台湾で、衝撃をうけたというが皆自分の言葉で自国を誇りをもって語る姿に感銘を受けたという。その後会社をやめて北方文化博物館に就職。10年間新潟の歴史や文化を学んだ。そんな中ふるさと田上に道の駅ができることを知り立候補することに決めた。元々道の駅ができた背景には人口減少などの様々なまちの課題が。田上町には高校がないために若者の流入が避けられない。しかし、田上の移住に興味をもつのはたがみバンブーブーの広報の山口匠さん。協力隊が終わっても街に住み続けたいという。そしてバンブーブーに集まるのも県内外の田上ファン。たけのこ団をはじめ今年準備に関わった人の数は2000人。この日は地元の小学生が竹林でアート作りに挑戦。スポーツウェアのはし切れであんどん作りを行っていた。このアートを考えたのは京都出身のアーティストの高橋匡太さん。プロのアーティストが演出エを手掛けるのも、バンブーブーの醍醐味。三城さんは全国で竹あかりを手掛ける人物。開催を間近に控え馬場さんは毎日色々な調整をしている。電気の容量や竹林での作業も終わっていないという。深夜まで作業は続き、そして当日点灯式がやってきた。

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イベントが開幕し、光の世界が広がり県内外からきた来場者を楽しませた。イベントには山川さんの姿も。

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たがみバンブーブー2024デハンブーナイトという地元の中学生がプロデュースしたお祭りが開催された。馬場さんはこの時点で成功ではないがいい方向に循環が生まれている気がすると答えた。

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(エンディング)
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