2024年9月28日放送 5:20 - 5:50 テレビ朝日

日本のチカラ

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

今回は…

今回は母を失ったツキノワグマのクラウドを特集。

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ツキノワグマ
日本のチカラ
母を失ったクマ クラウド

1971年に安佐動物園に世界中から動物が集まり完成した。一方でオスのツキノワグマは生後すぐに県北部の里山からやってきた。畑瀬淳さんはツキノワグマの元担当者だった。畑瀬さんはベテランの飼育担当者で現在は後輩の指導にもあたっている。棒やバットを振り回し大人気のツキノワグマだが、最初は自分の思いつきで始めたがそれが続くとストレスなどが原因で同じ動作を繰り返す常同行動がおこる。これがストレスからくる衝動するとは知らずその様子をメディアが伝える場面もあった。畑瀬さんはお客にはつまらない、クマがずっと寝てる姿は安心している様子だという。ツキノワグマはクラウドと名付けられ、母とともに里山にでたことが運命を変えた。クラウドは猟師の罠に母とともに入っていて母は死んでしまっていたという。母は子が2歳頃まで世話をするが、本能で子供を守ろうとするためにキケンだという。クラウドは幼すぎたために受け入れが可能になった動物園に引き取られた。

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ツキノワグマ安佐動物園

安佐動物園のツキノワグマエリアにやってきたがクラウドは閉園後は寝室で寝ているというがこれまで大きな病気もないという。クマでの全国での死傷者数は過去最多の219人。農作物の被害は4億円という試算もあり環境省はイノシシなどと同じ指定管理鳥獣にした。必要な捕獲が計画的に実施できる一方で過度な捕獲の懸念も。日中国山地のクマは最大2000頭ほどで調査は追いついておらずその数は分かっていない。クマが街に出てしまう理由は環境の変化による餌不足やハンターの減少など様々。

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ツキノワグマ安佐動物園広島大学大学院広島市立基町高等学校

谷口さんはクラウドの暮らしが単調にならないように工夫をし餌を変更したりしているという。畑瀬さんは生きものや自然が大好きで、動物園に就職した。クマだけでなくワニやサイのトップランナー。3年ほどクラウドを担当したあとに潰瘍性大腸炎という難病を抱え入退院を繰り返しながらも飼育、研究を続けてきた。若い頃から休みの日は緑豊かな地をめぐり観察の旅に出かけた。里山を学ぶ自然館にも協力していて、クマの標本の骨の展示も畑瀬さんが手掛けた。また森の中で木についた生きものの痕跡調査を行う。このあたりはクラウドが発見された里山で30年生きるクマもいるが、クラウドは野生に帰ることは難しいという。さらにクマが定住する山奥へ。二人は希少動物の専門家で行政から委託をうけて個体数の確認など長年調査している。

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風力発電によって変わる西中国山地の景色。再生可能エネルギーとして注目され刑事を潤す一方で、山奥に住むクマなどの生きものへの影響がでている。二人は絶滅危惧種のクマタカの繁殖にも影響がでているという。全国でも大規模な開発があり今後協議が続いていく見通し。畑瀬はクマが住める森にすることが大事でクマの餌になる植物をまもることも大事で、そうすればクマも人里にはおりてこないという。

去年撮影された親子のツキノワグマが出没したのは安佐動物園の敷地内。餌をもとめてフェンスをもとめてやってきたと考えられている。今年も数回いろいろな場所で見つかっているという。今動物園ではクマを所有する余裕がなく引き取り事ができないという。畑瀬さんはクラウドを通じて森について少しでも考えてくれる人がいたらいいと答えた。

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ツキノワグマ安佐動物園
(エンディング)
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