- 出演者
- 岡田准一 ケンドーコバヤシ 今井胡桃 貴田菜ノ花 中野哲爾 ハシヤスメ・アツコ 高無宝良
ウィンタースポーツを武術の視点でひも解く今回はダイナミックな回転が魅力のスノーボード・ハーフパイプ。宙を舞う多彩な技の数々だがどのようにして生み出されているのだろうか。スタジオには回転技を極めた武の達人たちが集結しその真髄に迫る。
半円筒形のコースを滑り降りるハーフパイプ。左右に反り立つ壁を使って多彩な空中技を繰り出し、得点を競い合う。その採点基準はジャンプの高さ・技の難易度・全体の完成度などによって決まる。中でも一番の見せ場は約13mの高さまでジャンプして行う回転技。横回転・スピンや縦回転・フリップなどを組み合わせ超人的な技を構成する。今回オリンピックに2大会連続出場し、日本の女子スノーボード界をけん引した今井胡桃がハープパイプの回転技の極意について解説する。
難しい技を決めるためには高さが必要で高く飛べば回転数が上がるため、そのためにはスピードが重要だという。また技のひとつひとつの着地の姿勢が重要でそれでスピードをどんどん加速していくとのこと。今井胡桃回転に必要なスピードを生み出す動作を実演しながら解説していった。スピードにのった状態から空中でいかに回転技につなげているのか、トランポリンを使ってスノーボードの「回転技」を解説となった。一見、腕を振った反動で回転力を生み出しているようにみえる動きだが腕は腰を回すためのガイドで腰を軸に上半身と下半身を連動しており空中でも安定した回転ができるのである。
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ここからは戦いに勝つために回転技を極めた達人たちが身体操作を披露する。まずは中国武術を元にした競技・武術太極拳の世界大会で頂点を極めた貴田菜ノ花が武術太極拳を表演。上半身と下半身の運動性はスノーボードと共通しているという。そして全員で武術太極拳の動きを体験することとなった。
前後左右変幻自在のアクロバティックな回転技を繰り出す躰道の達人で船橋躰道会 己錬館の館長である中野哲爾。武術太極拳とは動作が異なる躰道「1対多人数」演武を披露。半身の連続で身体の中心に力を集めて開くとのこと。
巧みな身体操作によってダイナミックな回転技を生み出すスノーボード。逆に極限まで動作を小さくすることで回転を研ぎ澄まされた技に高めた武術がある。是風会・高無宝良が剣術の演武を披露しながら解説していった。股関節の向きを切り替え最小の回転を生み出すという。また股関節だけではなくアバラを連動させているとのこと。
岡田准一は股関節とアバラの連動性を解説。グランディングみたいなポーズは世界で注目されており、肋骨の操作ができると立ち上がれるが足の力だけでは立てないという。
見る人を魅了するハーフパイプの複雑な回転。最高難度の1つが4回転ジャンプの中に斜め軸の回転を3回行うトリプルコーク1440。ここからは回転に必要不可欠な軸について紐解いていく。空中で複雑な回転技を可能にする軸の操作は今井によるとその鍵となるのが頭の位置だという。どのような動きになるのか回転軸の作り方を実演。まずは体の軸を真っ直ぐにして回る一般的な横回転で今度は頭の位置を動かすことで斜めの回転軸を作っていた。
躰道ではどのように回転軸を操っているのか「回転軸の操作」演武を披露となった。躰道では相手の軸の変化に対し、自分の軸を同調させて動き避けると攻めるを同時に行いまさに攻防一体である。さらに回転によって生まれたエネルギーを使い、より強い打撃を相手に与えることができるという。
ダイナミックな回転技を信条とする武術太極拳にもまた戦うために進化したトリッキーな回転技があるという。「シュエンズ・ジュワンティ(バタフライツイスト)」を披露し、体が地面と水平になった状態でスピンし空中で上半身をひねり新たな回転軸を生み出していた。
岡田准一は「どの中でも体の中でいろんな事を考えながら調整しながらやっていくというのが面白い」などと話した。
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2026年2月1日(16:00)
