2026年10月9日放送 23:30 - 23:40 NHK総合

時論公論
ノーベル化学賞 受賞の意義

出演者
吉川美恵子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(時論公論)
そ合憲三さん ノーベル化学賞受賞決定 その意義は

今年のノーベル化学賞は東京理科大学名誉教授・そ合憲三さん。日本からのノーベル賞受賞は3年連続、日本人通算31人目、化学賞では去年の北川進に続き10人目。同じ成分が同じように並んだ物質でも「右手型」「左手型」の2つがあるが、生命はなぜかその片方だけで作られてきた。そ合さんの研究では片方だけが爆発的に増える新しい化学反応を発見。それまで生命にしかできなかったことを人工的に世界で初めて実現させた。このことは「そ合反応」と呼ばれる。

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今年のノーベル化学賞は東京理科大学名誉教授・そ合憲三さん。その研究は「そ合反応」と呼ばれ、生命の起源を考えるうえで重要な手がかりになっている。今後、医薬品などの開発分野での活用にも期待されている。あるかどうか分からない現象を地道に探し続けたそ合さんは「応用ではなく基礎的な現象そのものに価値がある」とも語っている。反応を発見したのは30年以上前。基礎科学の研究の多くは化学者の探究心から生まれ、社会への恩恵をもたらすには数十年かかることが多い。国の研究予算などへの支援はこれと相反するもので、すぐに成果が出る研究に多く投入されているのが現状。

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(エンディング)
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