- 出演者
- 有吉弘行 田牧そら 鈴木浩介 藤本美貴 渡辺隆(錦鯉)
今回のテーマは「トンネル」。日本は国土の7割以上が山地という世界有数のトンネル大国。日本列島は約3300km、国内のトンネル総延長は約9000km。日本のトンネル建設技術は数々の工事で大きく成長した。ドーバー海峡の英仏海峡トンネルなど海外で日本のトンネル技術が活躍している。
出演者が挨拶。そして今回のゲストが紹介された。
日本で圧倒的に多いトンネルは山をくり抜くように通る山岳トンネル。トンネルボーリングマシーンで岩盤を掘削したり、爆薬による発破で岩盤を破壊する。ドリルジャンボは計画された位置や深さに正確に爆薬用の穴を掘れるマシーン。2ブームロックボルト自動施工機はロックボルトという鉄の棒を壁に刺すが、ドリルが受ける抵抗や圧力を計測しプログラムに組み込むことができる。
飛騨トンネルは12年もの歳月をかけて2008年に開通した日本で3番目に長い道路トンネル。東海・北陸をまたがる山岳地帯を通行しやすくするために建設された。当時最新鋭のトンネルボーリングマシーンが投入され、地質調査などで先行する小型トンネルボーリングマシーンも開発された。1kmあたりでやわらかい地層にぶつかりマシーンは崩れた土砂で目詰まりし機能が停止した。セメントなどで固めてから掘削を繰り返した。
やわらかい地盤を突破すると、地下水が溢れ出した。工事開始から約9年、貫通まで残り約300m地点で土石流のように大量の土砂が噴き出した。小型マシーンが破壊されたため、反対側からダイナマイトなどで掘削した。着工から9年6か月、全長約11kmが貫通した。約2年間の内部工事を経て2008年に飛騨トンネルは開通。総事業費は約1000億円で死亡事故は0だった。
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- 飛騨トンネル
「所見のドライバーが入るのを躊躇してしまう理由とは?」と出題。正解は「途中から狭くなる」。地質調査などに使う細いトンネルが貫通し、その後拡張工事が開始。国道の建設計画が浮上したことで工事が中断されたという。ギリギリサイズのクセつよトンネルは各地に存在している。
鈴木は地下鉄のトンネルの内装工事のバイトの経験があると話した。
群馬県と長野県を結ぶ上信越自動車道の北野牧トンネルの上には超巨大な足場があった。将来的な落石リスクに備え、岩の撤去工事をしている。上信越自動車道は日本の流通経済を支える大動脈で何年も工事で通行止めにすることはできない。高速道路の通行を維持したままその上の巨大な岩を撤去する世界的にも前例がない工事という。足場の設置費用は約16億円。かたい岩に3mほどの穴を開け岩盤に亀裂を入れて砕く。
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