朝すぐに起きられない悩みについて柳沢先生は、体内時計を調整するべきと話した。

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柳沢さんによると朝起きることが出来ない背景には体内時計の早さが人によって違うことがあるのだという。24時間より時計が短い人は朝型、24時間より長い人は夜型なのだという。男性は21歳・女性は19.5歳をピークに夜型になり、歳を重ねていくごとに早寝早起きの朝型へと変わっていく。柳沢さんは体内時計の朝型・夜型は生物学的に決まっているのだと見解を示した。朝が弱い若者に合わせて学校の始業時間を遅らせる「スタート・スクール・レイター運動」というものが行われ、地域によっては成績が上がった学校もあったのだという。熊本県の学校でも10分ほど仮眠の時間を設け、九州を中心に行われていた朝課外という朝の活動も廃止するなど、科学的な睡眠を取り入れる様子も見られる。

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朝型・夜型は遺伝子である程度決められてしまっているが、夜型の人は朝起きたら陽の光を浴び、朝食を食べる・飲み物を口に入れるなどして刺激を与える事が大切という。

林さんは柳沢さんの説明について、人によって最適な方法は違う説明は大切だと振り返った。柳沢さんは脳のパフォーマンスが落ちると良いことがないので睡眠時間を確保してほしいとまとめていた。

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