オープニング映像。

今日の気づきの主人公は、農業とエンタメの融合「農タメ」。熊本県の長閑な田舎町、菊池市。その田んぼの一角ではサッカーが行われている。「農タメ」を象徴する人気企画の1つ。主催者の宮海彦さんは、学生時代は体操一筋だった。卒業後は違う世界を見たいと、青年海外協力隊に参加し中南米のパナマへ向かった。自給自足の生活で農業の大切さを学んだ。任期を終えるとシルク・ドゥ・ソレイユに入団した。世界最高峰の舞台でエンタメが持つ可能性を思い知った。10年間の活動後、帰国すると、今度は自転車で、昔からの夢だった日本一周をした。各地で懐かしき農業の現場に立ち寄った。その世界には食糧難や水不足、環境問題など様々な課題があることを知った。「楽しくないと届かない」…宮さんは農業のエンタメ化に取り組んでいる。様々なイベントで農業への好奇心の種を植えており、それらは確実に芽吹いてきている。

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