- 出演者
- 藤本美貴 川島明(麒麟)
ペヤングの変わり種味は、今年だけで20種類。50年で584種類も発売している。今回は変わり種ペヤングを特集。群馬県伊勢崎市に本社を構えるまるか食品。小島さんは変わり種ペヤングの開発に携わっているという。五十嵐さんが今年商品化したのはペヤング一贅沢やきそば 蟹トマト味、ペヤング 酸辣湯風やきそば。基本的に開発しているのは20代から30代の若き精鋭チーム。五十嵐さんはそのペヤングは社長のアイディアがほとんどだという。その無茶振りは突然付箋でやってくる。社長がトレンドやこういう商品がいいと考えた商品名も記載され、多い時には10個もあるという。また細かい記載はないので社員たちはその考察から始まる。3ヶ月後には付箋を再現したペヤング 四種四昧やきそばという4つの地域の味が楽しめる、4つ分の麺を使った超超超大盛り焼きそばが出来上がった。
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開発部たちはペヤング 四種四昧やきそばに行き着くまでに社長の1つの商品で4つの味を楽しめたらいいという発言を耳にしたためにこの形にしたという。社長に直接聞こうとしないのはスピード感を持って動きたいとの理由があるという。また開発部は年間200食の試食がある。その変わり種ペヤングの中で信頼を寄せるのは正田醤油会社。ペヤングのソースの作りたい味を再現してくれるという。明治6年創業の会社だが新商品のペヤングの激辛ソースを作っているが特別にタンクの中を拝見。そのあまりの辛さに劇物のような扱いだという。ゴーグルをして辛味成分から目を守るなどしているという。正田醤油開発の荒木さんは苦労についてまるか食品の開発から3日に1度の頻度で試作品の依頼が来るという。一番大変なことには、特殊な味が多いためにチョコレートなどの特殊なソースを作るのが大変だという。また激辛などのソースを試食するのも大変だという。
変わり種ペヤングの提案をするまるか食品の社長の丸橋嘉一さんは朝早く起きるとすることがなく、思いついたものをその時メモに書いて会社に持っていくという。商品名しかないのは他の人が何をくわえるのか、若い人の感覚を取り入れたいと考えた。変わり種はこれまでに584種類。ここまで作り続ける理由には、ペヤング知らない人に一度でもいいから取ってほしいと語った。最後に川島は辛口ペヤングはつくる方がもっと辛いとした。
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姫路城は唯一の美しさで、別名白鷺城。1993年には世界遺産に登録された。その舞台裏に潜入。
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去年の年末、姫路城の大掃除をしていたのは陸上自衛隊。1976年から49年間毎年末に自衛隊が行っていた。その掃除する光景が世界では忍者のようだと話題に。姫路駐屯地にやってきたがその大掃除の日は姫路城の全部隊が総出で行い、一日の決められたスケジュールの中で任務を行う。訓練の側面もあるという。まずは作戦部隊の指揮官がいるが、掃除部隊では一番偉い人になるという。清掃で最も注意が必要になるのは高さ50mの大天守。20カ所の清掃を自衛隊だからこそできる作戦でキレイにしていく。姫路城には巨大な石垣があり、高いところは23mもの高さが。傾斜はほぼ直角で石垣にびっしり生える雑草や木があり掃除を行っていく。石垣は命綱を使って手作業で掃除していく。石垣は医師を加工せずに積み上げられている石垣もあるために石と石にすき間が生まれて植物が根を張って成長する。草や木を放置すると石垣自体が崩れてしまう可能性もあり大事な任務。
石垣の清掃の清掃作業は300人の隊員が8時間かけて掃除を行う。次に行う掃除は内堀の清掃。全長3kmの石垣は城内の石垣よりも雑草や木が多いが宙吊りになって清掃をしていく。そして堀の清掃で一番重要なのが水に溜まったゴミの回収。そこで水上部隊もやってきたが、指揮するのは井上忠久さん。また最も困難なのは舟に溜まったゴミを運ぶこと。使用するのはFX50JYという重機で操縦するのは饗庭さん。橋にぶつからないように操作するのが肝だという。
最大の難所は高さ50mの大天守はマンション16階から17階相当の高さがあり、1歩間違えれば大怪我の危機も。そこを掃除するのが特殊訓練をうけたレンジャー部隊。その指揮をするのは千石祐也さん。一般隊員とは違う能力、技能、知識をもっている部隊で清掃を開始。大天守はほうきをつかいほこりやすすを祓う。最後にこの掃除に関わった自衛隊を紹介した。川島はこうした取り組みを行う自衛隊に「美衛隊」と名付けた。
日本三大祭の東京 神田祭は大合列が30キロを歩いていく神幸祭で30万人が熱狂し、江戸時代から続く伝統行事。神様が神輿にのって神田周辺を清めて回る300mの行列ができる。30キロを250名が練り歩く。管理しているのは6人の精鋭。
神田明神にやってきたが神社の高島さんはこの神田祭を管理するのは6人。神社の役職でも若手社員に相当する権禰宜と出仕で構成されている。6人は前方や後方にわかれて行列をスムーズに流していく。30kmの道のりを神を宿した巨大な山車が巡り神々の力によって祓い清めるという。お祓いをしながら進める必要があるが朝8時に出発し、神田、秋葉原などを通り、午後6時20分に再び神田明神の到着を目指す。今年初参加するのは出仕の小山さん。列のスピード調整、列が崩れた時の修正指示などを行う。
雨の中午前7時には発輦祭という出発の儀式が行われ、30キロの道のりがスタート。行列を引っ張っているのは氏子の人々で神社周辺の地域で生活している。他にも國學院大學、明治大学の学生がいる。道中では馬車をひっぱる馬の糞の清掃、棒を持つ氏子に障害物があることを知らせるなど行った。そして残り8時間半というところで行列の遅れが出ていることがわかった。高島さんらは行列に急いでほしいとアナウンスした。そして雨がやむと人も増えていき、のこり1時間半となった。