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引退から7年、33歳となった浅田真央はことし、スケート人生をかけた新たな挑戦に踏み出そうとしている。浅田真央が挑もうとしているのは劇場で行うアイスショー。劇場はリンクの設営が困難で、これまでアイスショーはほとんど行われてこなかった。リンクの形や大きさが通常とは異なるので、練習ではコーンを並べている。制作の舞台裏に密着した。
オープニング映像。
「Everlasting33」の告知。
劇場を使った新たなアイスショーの制作に挑む浅田真央。ショーのタイトルは自分の年齢にちなんで「Everlasting33」。出演者としてだけでなく、ショーの総合演出も務める。全プログラム新作で34曲行う。オープニングの振り付けをダンサー・振付師のSeishiroに依頼した。今回のショーに出演するのは10名のスケーター。去年も浅田と100公演以上アイスショーを行った経験豊富なメンバーだが苦戦していた。振り付けの土台が出来ると氷上で練習した。
浅田はリンクでの練習と並行してエアリアルのトレーニングも始めていた。エアリアルでは普段スケートでは使わない上半身の筋力や、空中で体をコントロールするための腹筋・背筋が必要不可欠だ。ショーの本番ではエアリアルをスケート靴を履いたま、地上5mの高さで行うという。総合演出でもある浅田は平日は毎日、朝からスケートリンクに行き、共演者たちの演技もチェックする。衣装は着替えやすさも重視している。夜も舞台監督と演出の打ち合わせをした。音楽監督・指揮の井田勝大はスケートとオーケストラの演奏を合わせることに。本番まで残り1ヶ月半、オープニングからエンディングまでの通し稽古が行われた。
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- 墨田区（東京）
「Everlasting33」の告知。
4月17日、本番に向けた通し稽古が行われた。6月2日の開幕まで残り1ヶ月半、ギリギリまで浅田の戦いは続く。