- 出演者
- 高瀬耕造 野々村友紀子 嶋田ココ タサン志麻 有澤まりこ 稲田俊輔
オープニング映像。
全国のアマチュアを対象に自信作のカツカレーを募集。書類選考で上位3名を選出し、決戦を行い王者を決める。書類審査はレシピ、見た目、オリジナリティを基準に選ぶ。
「ミラノ風カツレツのイタリアントマトカレー」を作ったのは中島輝行。本職は飲食店コンサルタント。世界各国の料理に精通。5人の子どものパパだ。甘いトマトカレーと薄いカツレツは子どものために生み出された。
「ピークキーマのカツカレー」を作ったのは和田大樹。自身が営む美容室では自ら調合したスパイスを販売。バスマティライスを稲から育てる自作モンスター。
「カレーカツめし 多国籍風」を作ったのはバーテンダーの高畑武信。カツはスーパーの惣菜で、くたくたになるまで煮込みカレーと一体化させている。カレーはあくまで趣味で、バーでは絶対出さないのが美学。
頂上決戦のテーマは「カツとカレー 互いに引き立て合うあなたらしいカツカレー」。制限時間は90分、仕込みに時間がかかるものは持ち込みOK。1人前の食材費を1000円以内とした。和田は13種類のスパイスを粉にした。
京都・与謝野町で和田は日々スパイスカレーづくりに没頭している。家族も巻き込まれ、3年間毎朝カレーが続いたことも。スパイスカレー店がほとんどないという与謝野町で和田はカレーを作っては地元の友人たちにふるまって腕を磨いている。今回は大好きな地元の食材を使う。猪肉のキーマカレーとニジマスのカツを合わせる。しかしカツとカレーが引き立て合わない。ニジマスはカツにせずマスタードと合わせカレーに。
決戦1か月前、高畑にカツを揚げない理由を聞いてみた。あまのじゃくで、何事も人とは違うことをやりたくなる性分だという。出来合いのカツを独創的にアレンジするのが高畑の真骨頂。大好物は母のカレー。25年前、自分の店をオープンさせたころ、高畑の食生活は荒れに荒れていた。外食は封印、食事はすべて自作し、カレーにのめり込んだ。今回、作るのはひつまぶし風のカレーライス。スーパーで買ったメンチカツにとんかつソースを絡め、ご飯に混ぜ込んだ。応援に来たのは漫画家・沖田×華。地元に帰ると高畑の店に飲みに行くという。
5人の子を持つ中島は家事に育児に全力投球。料理は妻と交代で担当。飲食店のコンサルという職業柄、世界各地の食文化に精通している。作る料理も幅広い。包丁は料理ごとに使い分けるという。スパイスを効かせた 本格カレーにシフトチェンジするという。得意の人脈を活かしてネパール人から本格カレーを教わった。試食した妻の実季さんは「あなたらしさがない」と言った。いつも作っているトマトカレー&ミラノ風カツレツをバージョンアップすることに。
残り40分。和田はアサリの出汁を加えた。中島は水でふやかしたカシューナッツを潰し加えた。
高畑は出来合いのハムカツを鍋に入れ煮込んだ。決戦2週間前、高畑はカツカレーの試作を続けていた。店のカクテルに使う自家製ジンジャーシロップを混ぜた。さらに、カツカレーにレモンスパゲッティを入れることに。
中島は人生で最も感動したという国産豚を手に入れていた。
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- 羽生市(埼玉)
地元の食材にこだわる和田は決戦3週間前、与謝野町のホップを使うことに。和田はふるさとを出ていく娘に与謝野町のすべてを詰め込んだカツカレーを贈りたいと考えていた。
残り10分。和田は苦いホップを塩と合わせた。高畑はカツごはんにレモンスパゲッティを加えた。中島は豚肉を弱火で揚げ焼きにした。3人の自作カツカレーが完成。
和田は「与謝野がりゃ~うみゃ~もんカレー」、高畑は「あんかけカツカレースパ ひつまぶし風」、中島は「大人も子どもも楽しめる!イタリア薫スパイストマトカレー」を完成させた。試食審査の結果、頂点に立ったのは中島輝行。
出演者大募集の告知。
激突めしあがれの次回予告。