- 出演者
- -
(熊川哲也「マーメイド」奇跡のファンタジーの舞台裏)
アンデルセン原作「人魚姫」 鬼才・熊川哲也の葛藤
K-BALLET25年目の新作はアンデルセン不朽の名作「人魚姫」。熊川がイメージする海の世界の衣装は細部にまでこだわり表現されていた。エンターテインメント性と古典芸樹へのリスペクトの間で熊川はいつも戦ってきた。芸術監督・熊川は衣装や舞台装置など全ての演出に気を配る。もっとも時間を費やす仕事がキャストの振り付け。音が流れると頭の中に振り付けが降りてくる。
マーメイド
アンデルセン原作「人魚姫」 鬼才・熊川哲也の葛藤
「マーメイド」で主演を飾る飯島望未は色んな顔を見せれるダンサーだと熊川は言った。飯島は世界中の若手トップダンサーが一同に会すバレエコンクールに日本を代表するダンサーとして招かれていた。生オーケストラの奏でる舞台で演じるK-BALLET作品はあらゆる音が踊りに融合する。誰もが知るおとぎ話に熊川は独自のストーリーを展開する。もう1人の人魚姫・岩井優花は震災直後に初めて熊川のバレエを目の当たりにしていた。
マーメイド
アンデルセン原作「人魚姫」 鬼才・熊川哲也の葛藤
人魚姫を題材にした理由を尋ねると、熊川は葛藤があったと話した。子どもたちが見て「バレリーナになりたい」「あの部隊に立ちたい」と思える作品が大事だと思ったという。
マーメイド