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オープニング映像。
今回は拡大版で、成年皇族となられた悠仁さまの18年の歩みを特集する。
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- 悠仁親王筑波大学附属中学校・高等学校
3月3日、悠仁さまは成年にあたり、初めての記者会見に臨まれた。皇室に男子が誕生したのは約41年ぶりで、悠仁さまは幼い頃から生き物に関心を寄せられてきた。ご誕生時の主治医で秋篠宮家と交流がある中林正雄氏は木から落ちたり、顔をハチに刺されて悠仁さまが来院されたことを明かした。秋篠宮さまは日本の様々な文化に触れる機会を持って貰えたらと、紀子様、悠仁さまと様々な土地を訪問されてきた。
小学5年の夏休み、悠仁さまは紀子様と父島を訪問され、ウミガメを海に放すことなどを体験された。初めての海外訪問はブータン王国で、国王夫妻と懇談された他、異なる文化や歴史に触れられた。また、平和の尊さを学ぶため、形容し難い悲痛さとも向き合われた。
戦後、シベリア抑留の帰還者など約66万人を京都・舞鶴市で受け入れた。舞鶴引揚記念館で悠仁さまは地元高校生の説明に耳を傾けられた。小学1年の時には平和の礎、4年生で長崎に6年生で広島に足を運ばれ、犠牲者に哀悼の意を捧げられた。広島の訪問は悠仁さまの強い希望だったという。高校在学中、生物の観察や研究を続けられ、バドミントンなどスポーツにも打ち込まれた。成年を迎えての記者会見で、悠仁さまは「戦争の痛みを受け止め、次の世代に語り継ぐことが大切で、これからも学びを深めていきたい」などと話されていた。
今春から悠仁さまは筑波大学 生命環境学群生物学類に進学される。沖縄の小中学生が記者の仕事を体験する「豆記者」の1人として悠仁さまと話したことのある佐々木青空さんは看護師を志し、大学生活を送っている。好きを極めようとする悠仁さまの姿勢に感銘を受けたという。記者会見で象徴天皇の存在、皇室の在り方について、悠仁さまは「常に国民を思い、国民に寄り添う姿なのではないかと思います」などと話されていた。3月20日、悠仁さまは昭和天皇が眠る武蔵野陵を参拝され、高校卒業を報告された。
エンディング映像。