- 出演者
- 石田明(NON STYLE)
科学的・文学的に笑いの技術を分析し、笑いを生む秘密に迫る。
M-1グランプリで史上最高得点を出したミルクボーイの漫才「コーンフレーク」を分析。同志社大学に特設ステージを設営し、最新のモーションキャプチャを使ってミルクボーイの動きをデータ化。さらに4種類のマイクで収録し、周波数や音圧を計測する。会場には430人の観客が入り、笑顔の度合いをAIで算出する。
ミルクボーイが漫才「コーンフレーク」を披露した。
- キーワード
- ミルクボーイ
同志社大学の阪田教授が、ミルクボーイの動作を分析。主要関節の移動距離の総和は、内海が411.04m、駒場が174.21mで差は2.36倍。別の学生コンビによるコーンフレークの完全コピーもデータ化し、ミルクボーイとの違いを分析した。内海は学生と比べてヒザをよく曲げており、ヒザを曲げているときと笑顔度が高かったところがリンクしていた。阪田教授は、あまり動かない駒場は音楽におけるベースの役割を果たしており、内海はジェスチャーでメロディーを奏でている、内海は首を小刻みに振っており歌舞伎の見得に通じる、「煩悩の塊」を暗喩的ジェスチャーで観客に示していると分析した。
日本音響研究所の鈴木所長が、ミルクボーイの音声を分析。鈴木所長は、駒場は低い周波数が強く出ているのに対して内海は甲高く華やかな音色、駒場の安定した声があって初めて内海が成り立っている、5回ある「コーンフレークやないかい」はだんだん高くなっており音階のドレミファに近いと分析した。5回目の直前で内海はミスっており、5回目のツッコミは若干低くなっていた。
桐光学園中学校・高等学校の小田垣教諭が、ミルクボーイの漫才を文学的に分析。小田垣教諭は、様々な例でコーンフレークの切なさが強調されている、最初は悪く言いたい気持ちなんかなかった内海がオカンが失ったものを探さなければならないという使命感からどんどんコーンフレークの切なさを掘り下げてしまう、これは芥川龍之介の羅生門と全く同じ、結局オカンが手に入れたかったものが最終的には手に入らないという切なさもあると分析した。
エンディング映像。
