- 出演者
- 石原良純 小泉孝太郎 岩田絵里奈 米倉涼子 比嘉愛未
奥の部屋にはウナス王が埋葬された石棺がある。壁面に光を当てるとクフ王が浮かび上がる。クフ王の彫刻がある石を削って再利用しているため彫りが完全には消えず浮かび上がるという。
メレルカのマスタバにはナイル川での漁の様子など当時の日常が壁画として刻まれている。大城先生は来世で過ごしたい理想の生活を壁面にしたのではないかと見解を示した。
イムホテプ博物館にはサッカラで発掘された出土品が集結。大城先生イチオシの展示品はイムホテプのブロンズ像。天才建築家イムホテプは医術の神様としても世界中に知られているという。
200人以上のファラオの中で女王は5~6人。貿易で国を繁栄させたハトシェプストの名が後世に知られていない理由は女性だったため。当時はファラオは男性であるべきというルールの元、後継者によって像や記録が破壊された。エジプト考古学博物館には歴史の抹殺を耐え抜いた貴重な像がある。ハトシェプストはつけヒゲで男装をして権威を示していたという。
世界最大の石像建造物・クフ王のピラミッドの完成当時の高さは約147mでビル40階相当。1つの石は平均2.5トン。総重量は東京スカイツリーの約160倍の合計600万トンに上る。
スフィンクスはカフラー王のピラミッドの前に鎮座している。河岸神殿の前にはナイル川の支流跡があり巨大な石の運搬に重要な役割があった。今回、スフィンクスの足元に特別潜入。スフィンクスは高さ約20m、全長約73.5m。太陽が昇る真東を向いて建てられている。この周辺は石切り場だったという。
スフィンクスの周辺は石切り場だったという。スフィンクスは一枚岩として世界最大級の石造。スフィンクスは首から下が砂に埋まっていたが、トトメス4世が夢でお告げを受けてスフィンクスの両足の間に夢の石碑を建てたという。
4500年前に建設された世界最大の石像建造物・クフ王のピラミッドは完成当時の高さは約147m。長い歴史の中で崩落などにより完成時よりひと回り小さくなっている。さらに本来の色は白色だったという。100年前の階段ピラミッドの時は星信仰だったが、太陽信仰に変わっている。入口は真北を向き3つの角は一直線に並ぶ。ピラミッドの配置そのものが太陽神と一体となり王の威厳を象徴していた。完成当時の周囲は約920mだが現在の周囲は約880m。上質な石灰岩の白い化粧石で覆われていたが中世以降、崩落や風化・建築資材に流用され消失。第2ピラミッドには化粧石が頂上付近に残っている。盗掘口は9世紀にイスラム王朝の指導者アル・マームーンが宝を探す為に強制的に開けさせた穴。偶然ピラミッド内部の上昇通路・大回廊に繋がり現在では内部への出入口として使用されている。
ツタンカーメンが有名なのは墓荒らしを免れ当時の財宝が奇跡的に手付かずで残っていたため。9歳で即位し19最後に謎の急死を遂げた若きファラオ。大エジプト博物館では5000点以上の副葬品が展示されている。ツタンカーメンの遺体は四重の金箔の箱と三重の棺で保護されていた。
1923年に発掘されたツタンカーメンの厨子と棺と対面。第1人型棺は全長223.5cmの巨大な木製棺。19歳で急死したため棺には突貫工事の痕跡が残っている。第2人型棺ははめ込み細工など豪華な装飾が特徴。時間がなかったため他の人の棺を使った言われているという。第3人型棺は重量約110kgの純金製。古代エジプト人の死生観はミイラを埋葬するのは来世で生き続けるため。
ツタンカーメンの黄金のマスクを特別に近くで見学。主に純金製で高さ約54cm、重さ約11kg。古代エジプト美術の最高傑作・黄金の玉座に刻まれたのは妻がツタンカーメンに寄り添う仲睦まじい夫婦の姿。足置き台には敵が描かれていて敵を踏みつける絶対的な力を表現している。
古代エジプト美術の最高傑作・黄金の玉座にはサンダルをシェアする夫婦が描かれている。
国立エジプト文明博物館がオープンする際には22体の歴代ファラオのミイラを旧博物館から移送するファラオの黄金パレードが行われた。ミイラは肉体が残ることで死後も魂が復活すると考えられた。最初に対面したミイラはセケンエンラー・タア2世。異民族との戦闘で死亡した勇敢なる王で額に傷が残っている。
悲劇の女王ハトシェプストのミイラと対面。ハトシェプスト女王は戦争ではなく交易で国を繁栄させた。1903年、ツタンカーメンを発見した考古学者ハワード・カーターが2体のミイラを発見。状態の良い1体を持ち帰りハトシェプストのミイラはその場に放置したという。2007年放置されたミイラが王族女性特有のポーズをしていることに着目。ハトシェプストの名前がある箱も見つかりその中に入っていた奥歯と照合し一致しハトシェプストのミイラと特定された。来世の理想郷で死者の身代わりとして働くウシャブティは1年分の365体などまとめて副葬される場合もあるという。
ラムセス2世はエジプト各地に自身の巨大像や巨大建造物を建て権力を誇示した。アメンホテプ1世はこの博物館所蔵のミイラで唯一包帯が解かれていない。包帯の間にあるアミュレットを盗まれずにそのままの状態で見つかったという。
絶景&世界遺産 火曜の良純孝太郎の次回予告。
