2023年10月31日放送 4:00 - 4:10 NHK総合

視点・論点
石油危機50年 日本と中東は

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(視点・論点)
石油危機50年 日本と中東は

1973年の日本は高度経済成長中。これは中東から輸入する安価な石油より支えられた。石油がなくなるかもしれないとトイレットペーパーや洗剤がなくなり、デパートの営業時間が短縮されガソリンスタンドが休業になる事態になった。さらにインフレも発生し高度経済成長が終焉した。当時日本は一次エネルギーの75%を石油に依存し、8割以上を中東から輸入していた。第1次石油後、エネルギー補償政策や対中東対策の見直し、専門家の育成で第2次石油危機や湾岸戦争、イラク戦争など中東で問題が発生しても世界はパニックにならなかった。ただ近年、石油を巡る状況が変化し日本では危機意識が共有されることが少なくなっている。近年は地球温暖化で化石燃料が槍玉に挙げることが多く石油の需要が減少するのは明らか。でも使用ゼロにならない。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー危機が発令し中東のエネルギーが注目されている。だが日本の中東におけるプレゼンスは低いまま。水素やアンモニアにも中東が重要な役割を果たしている。日本にとって石油語を見据えても中東は重要なパートナーであり続ける。50年前、日本政府は石油機器の中、外交政策をアラブ寄りに転換し独自外交で中東諸国に存在感を示した。50年前の教訓を活かす必要がある。

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ハマス
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