- 出演者
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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(視点・論点)
カンボジアPKO部隊 ある文民警察官が遺したもの
元カンボジア文民警察官の櫻井誠さんは、1992年に国連カンボジア暫定統治機構にて文民警察官として従事した。櫻井さんはタイ国境に近い村「アンピル」に派遣され、民主主義における警察の仕事を地元警察に伝えた。一緒に派遣された仲間の1人・高田晴行さんは警察官の鏡的な存在だったが、1993年5月4日に武装勢力の攻撃で殉職した。三十三回忌の今年、櫻井さんは高田さんの家族と共に殉職地を訪れ法要を行った。32年前は地雷原とジャングルだったが今は100世帯が暮らす村になり、襲撃現場の前には小学校があり校門には高田さんの名前が刻まれている。学校設立は高田さんの願いを受け止めたものだと遺族から依頼され、当時、カンボジア大使館に勤務していた櫻井さんも奔走した。
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- アンピル(カンボジア)カンボジア大使館タイプノンペン(カンボジア)国連カンボジア暫定統治機構国連平和維持活動国際連合国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律岡山県警察群馬県警察自衛隊高田晴行
32年前、突然召集された櫻井さんたちの役割は現地警察への助言・指導・監視だった。兵士ばかりで現地警察は組織として機能していない中、自発的に警察官を集めて「ポリス・アカデミー」を開校。役割を丁寧に説明した交番制度はカンボジアに取り入れられ、今も受け継がれている。
(エンディング)
エンディング
エンディング映像。