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オープニング映像。
酒向正春氏が健康寿命の延伸の道筋、筋肉を増強することの重要性について解説する。障害から人間回復するのに最も大切なのは、本人の回復したいという強い意志と努力。運動まひや失語症、高次脳機能障害が生じたときに大切なのは最大限に回復することで、そのために攻めのリハビリ治療がある。攻めのリハビリ治療とは、3時間のリハビリ訓練に加えて、12時間の日中完全離床、24時間の全身管理と再発予防の3段階。これには家族の支えと人間回復へのあきらめない力が必要になる。最大限に回復したあとはどうなるか。加齢とともに運動機能や認知機能は低下し、50歳以降は筋肉が年1%萎縮する。障害が残る場合は健常者に比べ急速に萎縮が進行、障害発生後は健常者以上に健康寿命の延伸努力が必要になる。
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- 長嶋茂雄
攻めのリハビリ治療後に必要となる健康寿命を延伸する方法を「筋肉革命と名付け、95歳で非介護、80歳で8割就労を目指す。筋肉増進と心を整えることの2点が重要。筋肉量が増えると筋力と体力が増加し骨が元気になり、柔軟性とバランスが向上。その結果、脳機能が活性化する。筋肉増強訓練ではウォーミングアップ、ストレッチ、8部位の筋トレが大切。おしりと太ももの筋肉や股関節を鍛えて高齢でも屋外活動できる体をつくる。また、心を整えて認知機能を刺激することも大切。筋肉増強は50歳まではジムや自宅の自主トレで可能。50歳を超えると体の正確な自己評価は困難になるので個別に指導してもらえるジムが必要になる。筋肉革命を開始する年齢は50歳代が望ましく、日本人の50%は健康寿命対策が必要。健康的で筋肉質な人生を計画することは楽しく幸せな人生につながる。
エンディング映像。