- 出演者
- 大本彩乃(Perfume) 西脇綾香(Perfume) 樫野有香(Perfume)
オープニング映像。
国宝「埴輪 挂甲の武人」の謎に迫る。群馬・太田市で出土し、昭和49年埴輪として日本で初めて国宝に指定された。古墳時代は日本各地にあった国々がヤマトという奈良を中心とした古代政権の元、一つの国としてまとまり始めた時代。そのまとまりを象徴するのが古墳。
古墳と切っても切り離せないものが埴輪。円筒埴輪は王の遺体を邪霊からガードする目的で立てられたと考えられる。4世紀以降、新たな役割を持った埴輪が生まれ始める。生前の王に関わりのあるものが埴輪として登場。5世紀中頃、人物埴輪が登場。「埴輪 挂甲の武人」が作られたのは人々に王の軍事力をアピールするためだったと考えられる。
「埴輪 挂甲の武人」が日本初の国宝埴輪になった理由は、古墳時代の武人の姿を正確に表しているため。
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- 埴輪 挂甲の武人
「挂甲」はヨロイの種類を指し示す言葉。短冊状に板が連なった形で、馬に乗るために生まれた最先端のヨロイ。古代中国にすでにあったヨロイを始皇帝は積極的に取り入れた。機動性の高いヨロイは革からより強固な鉄に進化。その後朝鮮半島に渡り、高句麗が領土拡大を狙って南下。当時日本は加耶から鉄を輸入していたため、日本と百済が結んで高句麗と相対して戦った。その時初めて目にしたのが挂甲だった。「埴輪 挂甲の武人」は製鉄の始まりを告げる埴輪。
「埴輪 挂甲の武人」は色がついていたことが最新の研究で判明。白色がベースに赤・白・グレーが塗られていた。挂甲を着ていることを色で強調していた。古代は赤は神聖な色だった。顔を赤く塗られた挂甲の武人。その赤には魔を退け埋葬された王を封じ込める古代人の思いが込められていた。
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」の告知。
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