- 出演者
- 明石家さんま マツコ・デラックス
オープニング。
大食いの昔と今を比較しながら業界が直面している問題を深堀りする。起源は江戸時代。そのときの娯楽として大食い大会があった。現在でも全国で大食い大会が実施されていて、出演者のMAX鈴木が参加した大会もある(ボートレース芦屋・東北五大やきそばサミット)。わんこそばの記録挑戦では、はらぺこツインズが活躍した。大食いが広く認知されたのは1989年放送のテレビ東京「日曜ビッグスペシャル 全国大食い選手権」という番組から。1992年から「TVチャンピオン」の目玉企画として定着、その後多くの大食いスターが誕生した。独特のネーミングは、TVチャンピオン司会の中村ゆうじによるもの。そのまま定着したものが多い(ロシアン佐藤・エステ三宅など)。そして今、業界は山積みのコンプラ問題に直面している。
2000年代の大食い番組は競技性が重視され食事のマナーなどは度外視。しかし令和の大食い番組になると、食事のマナー、美味しそうに食べること、食べ物を残さない、などが求められるようになった。
スタジオトーク。コンプラ問題をめぐっては、「食べ方、箸の持ち方も叩かれる(ほど厳しい)」と大食いファイター。明石家さんまは「(昔の映像は見られるのに)オレたちひょうきん族も恋のから騒ぎもできない」と嘆いた。時代の変化で、収入源も大きく変わった。平成時代は、番組賞金やイベント出演料で稼いだ。TBSの大食い番組の優勝賞金は当時1000万円だった。変わったイベントでは、パチンコ屋の集客イベントで20分食べて20万円、アメリカでクマと大食いで戦う、などがあった。ちなみに、動物との大食い対決をよくやっているのはアンジェラ佐藤とのこと。
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大食いファイターのアンジェラ佐藤いわく、アザラシやトドなどの動物との大食い対決は過酷なんだそう。こうした動物との対決企画は界隈でよくあるという。菅原初代は牛と対決、「絞りきって飲み干すか」「ホルスタインの乳の量が多いか」という内容だったんだそう。これに菅原が勝利。ファイターは最近になってYouTubeでも活動するように。特に活動が顕著なのは「ぞうさんパクパク」。仲間とのエンタメ系大食い動画でも人気。
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YouTubeでも活動する大食いファイターの鈴木。過去最高月収は700万円。YouTubeの収益だけで700万円を得たという。こうした大食いYouTuberは飽和状態にあり、鈴木の収入も激減。趣味のボートレースから来る仕事でも稼いでおり、鞍替えも検討しているんだそう。かつての大食い女王・赤阪尊子もYouTubeで活動。鈴木とコラボしたことも。
次回の「週刊さんまとマツコ」の番組宣伝。