2025年3月1日放送 5:30 - 6:00 フジテレビ

週刊フジテレビ批評

出演者
渡辺和洋 椿原慶子 山口ヒロキ 前田有一 KEITO 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

渡辺和洋たちが挨拶した。

テレビウィークリー
奇跡体験! アンビリバボー

2月19日放送の「奇跡体験! アンビリバボー」に寄せられた視聴者からのコメント「都合の悪いことはもみ消そうとしても今の時代はそれを許さない」などを紹介。

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奇跡体験!アンビリバボー
はやく起きた朝は…

2月23日放送の「はやく起きた朝は…」に寄せられた視聴者からのコメント「ほのぼの雰囲気は好きだが小声は聞き取りづらい」などを紹介。

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はやく起きた朝は…
千鳥の鬼レンチャン

2月23日放送の「千鳥の鬼レンチャン」に寄せられた視聴者からのコメント「他種目の鬼蓮ちゃんが好きでもっと競技を増やして欲しい」などを紹介。

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千鳥の鬼レンチャン
フジテレビの会見

フジテレビの清水賢治社長はおとといに記者会見を開き、一連の問題について改めて言及した。また清水社長は再生・改革プロジェクト本部として再発防止・風土改革ワーキンググループを発足、すでに着手している6つの施策を発表した。

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フジテレビジョン清水賢治
The批評対談
今日の批評対談

驚きの進化を遂げる生成AIを使った動画作成。各国ではAI映画祭が開催され世界のメディア界で大きな注目を集めている。日本では映画監督の山口ヒロキが「IMPROVEMENT CYCLE -好転周期-」を発表し、世界中の映画祭で高評価を得ている。映像・音声・音楽を生成AIで制作したオムニバス映画「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」が今年に公開予定となっている。今回は生成AIの新時代突入として最新技術と問題点を特集する。

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生成AIの“新時代”へ 最新技術と問題点

映画監督の山口、AIディレクターのKEITO、映画評論家の前田がゲストに登場。山口は実写映画を20年以上制作してきたが、自分の頭の中にあるSF世界を映画化するために活動してきていて、生成AIによって映像化しやすくなっているし、コストに悩むことも少なく、シーンによっては10分の1のコストで制作できているなどと語った。初心者が知っておくべき生成AIの常識として「プロンプトを入力する」とし、生成AIに指示を送る際に文章を入力すると説明し、KEITOが制作したデモ生成AI動画を紹介した。山口は1年前の時点では今紹介した動画のようには全く動かせなく、2秒ほどのスローモーション程度しか生成できなかったなどと明かした。今度は写真や画像からではなく何もない状態からプロンプトのみで生成した動画を紹介。

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生成AI

初心者が知っておくべき生成AIの常識として「同じプロンプトでも同じ映像が出るとは限らない」とし、KEITOは一言で森と言っても多角的に捉えることができ、AIは生成する度に色んな角度の解釈して映像を作るため同じ映像が同じプロンプトからできるとは限らないなどと説明した。プロンプト「アニメスタイル 踊る猫」で生成した2パターンの動画を紹介した。山口は映画の場合はシーンを繋げていく必要があり、違うキャラクターが生成されてしまうと映画にはならないため難しいなどと伝えた。山口が1年前に制作した生成AI映画「IMPROVEMENT CYCLE -好転周期-」を紹介。山口はキャラクターがシーンで変わってしまうことが一番大変で、一番多いときで100回ほどプロンプトを繰り返していたなどと明かした。今年公開の生成AIオムニバス映画「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」を紹介し、山口は映像・音声・音楽全てが生成AIで作り出しており、映像→音声→モーションという工程で制作しているなどと説明した。

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映画を進化させる生成AIには様々な課題もある。2023年にはハリウッドの脚本家や俳優の労働組合が待遇の改善やAIの利用制限などを求め長期ストライキを行っており、さらにVFX界では仕事すべてをAIが奪っていきかねない状態にあり業界のルールが完全に決まっていないため今はまだ過度期にあるなどと前田は説明した。山口は現時点で生成AIが生み出す音声や演技には満足できておらず、将来的には役者の演技に生成AIの映像を合わせていくなどといったハイブリッドな使い方をしていきたいなどと明かした。生成AIの問題点でもある著作権・肖像権の侵害について前田は、生成AIには事前に色んな知識を学ぶ工程があり、そこにコンテンツホルダーが自分の著作物を使うなという訴えを起こす事例は発生しているなどと説明した。山口は生成AI映画制作ではプロンプトに他人の作品名や個人名を入れないようにし、リファレンスする際にも権利を確認して他人の権利を侵害しないものを使用しているなどと伝えた。

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進化する生成AIと今後どう人間が共存していくべきかについて山口らは、クリエイティブな人たちの生活が保証されるルールを定めた上であれば、生成AIをクリエイターの補助ツールとして活用し、クリエイターが空いた時間・コストでこだわりたい部分に向き合えるため映画文化全体にとって良いことであり、将来的にはAIが監督・プロデュースする作品も出てくるため一つの映画ジャンルになっていくなどと語った。

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