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「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」 のテレビ露出情報

映画監督の山口、AIディレクターのKEITO、映画評論家の前田がゲストに登場。山口は実写映画を20年以上制作してきたが、自分の頭の中にあるSF世界を映画化するために活動してきていて、生成AIによって映像化しやすくなっているし、コストに悩むことも少なく、シーンによっては10分の1のコストで制作できているなどと語った。初心者が知っておくべき生成AIの常識として「プロンプトを入力する」とし、生成AIに指示を送る際に文章を入力すると説明し、KEITOが制作したデモ生成AI動画を紹介した。山口は1年前の時点では今紹介した動画のようには全く動かせなく、2秒ほどのスローモーション程度しか生成できなかったなどと明かした。今度は写真や画像からではなく何もない状態からプロンプトのみで生成した動画を紹介。
初心者が知っておくべき生成AIの常識として「同じプロンプトでも同じ映像が出るとは限らない」とし、KEITOは一言で森と言っても多角的に捉えることができ、AIは生成する度に色んな角度の解釈して映像を作るため同じ映像が同じプロンプトからできるとは限らないなどと説明した。プロンプト「アニメスタイル 踊る猫」で生成した2パターンの動画を紹介した。山口は映画の場合はシーンを繋げていく必要があり、違うキャラクターが生成されてしまうと映画にはならないため難しいなどと伝えた。山口が1年前に制作した生成AI映画「IMPROVEMENT CYCLE -好転周期-」を紹介。山口はキャラクターがシーンで変わってしまうことが一番大変で、一番多いときで100回ほどプロンプトを繰り返していたなどと明かした。今年公開の生成AIオムニバス映画「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」を紹介し、山口は映像・音声・音楽全てが生成AIで作り出しており、映像→音声→モーションという工程で制作しているなどと説明した。
映画を進化させる生成AIには様々な課題もある。2023年にはハリウッドの脚本家や俳優の労働組合が待遇の改善やAIの利用制限などを求め長期ストライキを行っており、さらにVFX界では仕事すべてをAIが奪っていきかねない状態にあり業界のルールが完全に決まっていないため今はまだ過度期にあるなどと前田は説明した。山口は現時点で生成AIが生み出す音声や演技には満足できておらず、将来的には役者の演技に生成AIの映像を合わせていくなどといったハイブリッドな使い方をしていきたいなどと明かした。生成AIの問題点でもある著作権・肖像権の侵害について前田は、生成AIには事前に色んな知識を学ぶ工程があり、そこにコンテンツホルダーが自分の著作物を使うなという訴えを起こす事例は発生しているなどと説明した。山口は生成AI映画制作ではプロンプトに他人の作品名や個人名を入れないようにし、リファレンスする際にも権利を確認して他人の権利を侵害しないものを使用しているなどと伝えた。
進化する生成AIと今後どう人間が共存していくべきかについて山口らは、クリエイティブな人たちの生活が保証されるルールを定めた上であれば、生成AIをクリエイターの補助ツールとして活用し、クリエイターが空いた時間・コストでこだわりたい部分に向き合えるため映画文化全体にとって良いことであり、将来的にはAIが監督・プロデュースする作品も出てくるため一つの映画ジャンルになっていくなどと語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月1日放送 5:30 - 6:00 フジテレビ
週刊フジテレビ批評The批評対談
驚きの進化を遂げる生成AIを使った動画作成。各国ではAI映画祭が開催され世界のメディア界で大きな注目を集めている。日本では映画監督の山口ヒロキが「IMPROVEMENT CYCLE -好転周期-」を発表し、世界中の映画祭で高評価を得ている。映像・音声・音楽を生成AIで制作したオムニバス映画「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」が今年に公開予定[…続きを読む]

2025年1月2日放送 16:00 - 17:00 テレビ朝日
ANNスーパーJチャンネル(ニュース)
2025年は生成AIのさらなる発展が予想されている。その最前線を追った。約1年前に公開された映画「死が美しいなんて誰が言った」は、全編に渡り生成AIで制作され話題になった。映画を制作した中島良監督の元を訪れ、生成AIの実力を見せてもらった。お寿司を食べる桝田アナの映像がAIの手にかかるとすぐにアニメーション化することができる。この後欠かせないのが人の手による[…続きを読む]

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