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オープニング映像。
人吉は県南部に位置し山々に囲まれた盆地。敵に攻めまれにくく、700年にわたり相良氏によって治められた。古くからの建築や、暮らしの文化がのこる。能見は鯉に餌をあげ、青井阿蘇神社でお参りを行った。その後立山商店に移動したが人吉盆地は寒暖差が大きい気候と良質な水に恵まれ熊本1のお茶どころとして有名。地元茶葉にこだわるお茶屋で五代目の茂さんは昔ながらの製法で人吉球磨のお茶を守っている。大元は皆茶葉だが栽培法や、加工の仕方を変えていろいろなお茶を生み出している。実際の品評会と同じように能見は味比べをしてみることに。普通煎茶や玉緑茶などを試飲。10種飲んだ能見は玉緑茶に今まで飲んだことがないと答えた。
女将が勧めているという茶菓子を紹介。それはあんこの花をあしらったおはぎ。元保育士の月野さんが安心素材で作る人吉で人気の映えスイーツ。桃の果肉が練り込まれたおはぎの味に能見は美味しいと答え香りが良いと答えた。次にやってきたのは山江村。ここにはめあてのものがある。山江村ヤマメ生産組合にやってきたがヤマメの生け簀を掃除していた横谷さん。汚れた水ではすぐに死んでしまうヤマメは清流の中でしか生きられない。そのヤマメは地元の旅館などにおろしているという。人吉球磨では40センチ以上に育つことも。ヤマメの刺身に能見は甘くて弾力があると答えた。横谷さんはヤマメの普及にも力を入れているがその理由は令和2年に熊本中心に発生した豪雨でヤマメは濁流で全滅し、横谷さんも甚大な被害に。一次は姿を消してしまったヤマメだが豊かな川に戻したいと放流している。
木村さんと一緒にヤマメ釣りへ。能見も川釣りをしたがヤマメを釣ることに成功した。能見はそのヤマメを横谷さんに教わりながらヤマメを竹串で刺して炭火で塩焼きに。
多良木にやってきた能見篤史。ここには江戸時代から続く手遊びがある。球磨拳は江戸時代下級武士の遊びとして生まれじゃんけんのルーツともいわれている。ルールは6つの手の形で0から5までの型があり同時に出して競う。一つ上の数字は基本勝利だがは0は5に勝利する。能見も挑戦し、球磨焼酎を飲む。江戸時代は清流で作られた球磨焼酎を飲みながら球磨拳に興じるのが最大の娯楽だった。しかし今その文化を継承する人は少ない。そこで球磨拳世界大会を開催し人種や年齢は問わずに競い合う。椎葉さんと溝辺さんは世界チャンピオンで、その試合が目の前で繰り広げられた。
エンディング映像。