- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 イジリー岡田
オープニング映像。
本日のゲストはお笑いタレントのイジリー岡田さん。1964年埼玉県生まれ。22歳の時ものまね番組に出演したのをきっかけにスカウトされ、1987年コンビでデビュー。正統派のコントで注目されるも相方の遅刻癖がひどくわずか3年で解散。ピン芸人となった際、客いじりが上手かったことから今の芸名に。イジリーさんと言えば伝説の深夜番組「ギルガメッシュないと」。お色気ネタ全開で若い男性から絶大な指示を集めた。この頃あみだしたのが秘技「高速ベロ」。その後深夜番組しか出演できない不遇の時期を過ごしたが、昔から得意だったものまねで復活。
イジリー岡田の依頼品は「ジャンボマシンダー カメバズーカ」。1973年の販売価格は2000円だが1991年に8万円で購入したという。本人評価額は80万円だったが、鑑定結果は350万円にもなった。
次なる依頼人は石川県金沢市の電器屋「コソバ・リビング」の小蕎真子さん。お宝は父のコレクション「ガンダーラの仏像 10点」。ガンダーラとは現在のパキスタン北西部の古い地名で仏像発祥の地と言われることからその名は世界に知られている。2世紀頃、ガンダーラを拠点とするクシャーナ朝のカニシカ王が仏像を手厚く保護すると、広く人々に帰依を促すべく釈迦の像を求める機運が高まった。しかし5世紀以降ガンダーラにヒンドゥー教やイスラム教が伝わると仏像は次第に衰退し、やがて仏像も作られなくなった。
「ガンダーラの仏像 10点」の鑑定。本人評価額は300万円だったが、結果は1千20万円と驚きの鑑定結果となった。
出張!なんでも鑑定団in坂井。会場はハートピア春江ハートピアホール。撮影日:2026年8月2日。今回の舞台は市制20周年の福井県坂井市。坂井市でこころとカラダに大満足な旅が楽しめる。国の名勝・天然記念物の東尋坊で絶景を満喫。日本海の荒波の侵食によって作リ出された高さ20mを超える断崖絶壁が1kmも続く。重要文化財の丸岡城天守(2027年11月まで大規模修繕工事中。詳細は坂井市のHPを確認)1576年に柴田勝家の養子・勝豊により築城。江戸時代以前に作られた天守で現存する12天守の1つ。グルメは甘エビ。産地ならではの様々な料理がある中、一番のオススメは新鮮な刺身。MCの原口あきまさが甘エビを味わった。
まずは座椅子製造会社「イーノ」の社長・佐藤寿夫さん。昔ながらの座椅子はもちろん、洋室でも使えるものまで様々な製品を扱っている。いまイチオシが巨大なビーズチェア。お宝は江戸時代末期、福井藩の藩主をつとめた松平春嶽の書。明治二年の作で、5つの漢詩が書かれている。曽祖父と祖父が羽二重織の工場を営んでおり、当時は羽振りがよかったようで様々な骨董を集めていた。これはその中の1つで、自分はとても貴重なものではないかと期待している。しかし妻にはゴミ扱いされ「1000円だったら持って帰るな」と言われている。本人評価額は30万円。結果はなんと150万円だった。鑑定人は「春嶽の人柄が感じられる素晴らしい作品」などと評価した。
続いてはNHKのど自慢に出場した永池亜季子さん。この会場でも「生まれてはじめて」を披露した。お宝は「イギリス製の機関車の模型」。60年ほど前、当時3歳だった父が玩具店でこの模型を曽祖母にねだった際、曽祖母は値段を確認せずに承諾してしまった。その後、値札を見ると1万円ととても高額でだったが約束したので渋々買ったという。以来、父はずっと大事にしており、価値が上がっているはずと自信満々。しかし父はとても恥ずかしがり屋で、20年くらい前から娘の永池さんにこの番組に出ろと言っていたそう。本人評価額は父の意見を尊重し、10万円。結果は1万円だった。メーカーはイギリスの「ホンビィ・デュブロ製」で規格はOOゲージ。線路幅は16.5ミリ、車体縮尺は1/76。Cタンク式機関車で側面にはイギリス国鉄のエンブレムがあるとのこと。
続いては水泳が得意な笠原国男さん。水泳が得意な88歳。お宝は幕末から明治にかけて活躍した円山派の絵師・中島来賞の屏風。15年ほど前、馴染みの骨董店で25万円で買ったもの。迫力のある大きな鯉、さらに水の流れの表現に惹かれたという。普段は箱に入れてしまっているが、毎年10月「丸岡古城まつり」のときには飾るという。本人評価額は購入価格に少し上乗せし40万円。
結果は「120万円」。鑑定人は「本物に間違いない。立派な屏風。中島来賞は鯉の図を得意としていたが、泳いでいるような感覚がとても上手い。水草と蓮が描かれているが、そこはバランスが取れていて、涼やかな作品。かざって皆さんに見ていただくにはぴったりの素晴らしい作品。」などと評価した。
続いては称念寺の41代目住職・高尾察誠さん。721年から続く古刹で、1562年ごろ、かの明智光秀が称念寺の門前で貧しい生活を送っており、朝倉家への仕官を目指し寺で連歌会をを開いた際には光秀の妻が自らの黒髪を売ってその費用を工面したという逸話が残されている。お宝は高尾さん曰く松尾芭蕉の直筆。松尾芭蕉の弟子である又玄の妻に送ったもの。芭蕉はおくのほそ道の旅の途中、称念寺に立ち寄り、明智光秀夫妻の美談を知り感銘を受けた。旅のあと、又玄夫妻から貧しいながらも心尽くしのもてなしを受けた際、又玄夫妻のあり方に光秀夫妻に通じるものを感じ、これをしたためたと思われる。前半に光秀の妻が黒髪を売り光秀を助けた逸話が記され、後半に「月さびよ 明智が妻の はなしせむ」という俳句が添えられている。これは令和5年にオークションで見つけ、約18万円で落札した。寺にまつわる貴重なお宝を手にいれることができて大興奮。調べたところ筆跡が本物と似ているので自信はあるということで本人評価額は800万円。結果は5万円。鑑定人は「残念ながらこれは写し」などと説明した。
続いては子育てに奮闘中の中島雅裕さん。お宝は「ブリキの鉄腕アトム」。祖母が40年ほど前まで玩具店を営んでおり、閉店する際に売れ残っていた商品の1つ。在庫品で誰も触っていない新品の状態なので、ゼンマイを巻くと今でもちゃんと動く。本人評価額は期待を込めて10万円。結果は25万円。鑑定人は「素晴らしい。状態が本当にいい。箱も傷んでない、アトムを収めるなかの箱もある。これのあるないじゃまた値段が全然違う。作られたのは1960年代。『トープレ』という日本のメーカー。このおもちゃは板レールとアトムが別になっているので、バラバラに出てくることもあるがこれは完璧。」などと評価した。
福岡県久留米市の稲益栄木工所の稲益さんは、妻と2人で木工所を切り盛り。お宝は、10年ほど前日帰り温泉施設に行った際に立ち寄ったアンティークショップで一目惚れ。持ち合わせがなく一旦帰宅したものの、悩みに悩んで1ヶ月後に購入。以来木工の腕を生かして飾っている。依頼品はステンドグラス。100年以上前のイギリスの協会にあったと言われている。フランスのサント・シャペルは高さ15mの壁面全てにはめ込まれたステンドグラス。描かれているのは1113の聖書の場面など。これらはキリスト教を広く布教するために作られた。ステンドグラスとは、着色ガラスの小片を鉛の桟で結合し絵や模様を表現したもの。絵付けの際には特殊な顔料で描き窯で焼き付ける。この工程を何度も繰り返すため極めて手間がかかる。現存最古のステンドグラスは9世紀ごろに作られたとされるキリストの頭部の破片。当初は主に協会の窓に用いられた。12世紀、ヨーロッパ各地でゴシック様式の建築が流行し、協会の天井が高くなると、ステンドグラスもより大きなものが作られるようになった。この時代の最高傑作が、フランスのシャルトル大聖堂のステンドグラス。直径13mもあるバラ窓に描かれているのは、聖母マリア礼賛の物語。この頃はグリザイユという褐色の顔料しかなかったが、この顔料を薄く焼き付け光の量を調整。14世紀になるとジョーヌ・ダルジャンと呼ばれる顔料が登場。人物の表現に画期的な変化が訪れる。焼成するとリンの成分がガラス内部に浸透し金色に発色。この顔料を髪に用いることで1枚のガラスでできるようになった。16世紀にエマイユとう顔料が登場すると、色彩が飛躍的に増え油絵のような表現も可能になった。しかし透明度が下がり本来の光をどう魅せるかという魅力が失われた。その結果ステンドグラスは冬の時代を迎える。優れたものが再び作られるようになったのは、19世紀にはいりゴシック建築の復興運動が起きたことによる。その後アール・ヌーヴォーが流行すると斬新で芸術性に富んだ作品が次々と登場。ステンドグラスは公共の建物や個人の住宅にも広く普及。
お宝大募集。お宝の写真とエピソードを添えて番組への応募。
ステンドグラスを鑑定。結果は170万円。制作年代は1840年前後。イタリア人の絵付け職人がフランスの工房で作ったものではないかという。描かれているのは聖パウロ。手紙を持っているのが聖パウロの印。残念なのは、主役の聖パウロの顔が入れ替えられていること。天使と絵付けの職人の技術が違うという。
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