- 出演者
- 大倉忠義(関ジャニ∞) 村上信五(関ジャニ∞) 丸山隆平(関ジャニ∞) 横山裕(関ジャニ∞) 安田章大(関ジャニ∞) 小手伸也
名バイプレイヤーの小手伸也。舞台演出も経験してきた小手が、アドリブドラマを演じる。小手自身がホストのメンバーらを招いて、主演・監督・脚本を兼任。
オープニング映像。
名バイプレイヤーの小手伸也が主演・脚本・監督を手掛け、関ジャニ∞らが即興で応じるドラマ「すべてはMになる」。その撮影舞台裏を振り返る。唯一ドラマには参加していない村上のイメージカラー紫が、メンバーらの衣装には散りばめられていて、これがネタバレになるのではとの思いから小手は煙に巻くように16分かけて演出していたそう。脚本助手を務めた25年来の友人・村上大樹いわく、小手の即興演出は長いのが特徴。イスに座ると別人の人格に入れるという演出は、Mが村上を示していることを明示するためのもの。脚本には「イスはMのコックピット」との記載もあり、「村上さん大喜利」のような演技合戦で楽しもうと小手は考えていたそう。ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」「アルジャーノンに花束を」などの作品に影響を受け、25年前から発想自体はあったそう。
名バイプレイヤーとして活躍する小手は、その仕事にプライドを持っているそう。主演や作品をいかに引き立たせるかを至上命題としていて、そこに美学も感じているという。きっかけはドラマ「SUITS」での織田裕二との共演。出演当時はコールセンターでのバイトもしていたそうで、初ドラマレギュラー「コンフィデンスマンJP」での意気込み以上に、いかに織田を引き立たせられるかを意識したそう。撮影後には、休憩室で織田と演技を続けるようなことも。友人の村上大樹いわく、学生時代からそうした気質が見られたそう。
次回の「関ジャニ∞の あとはご自由に」の番組宣伝。
演劇界では「あいつが出ると潰される」と嫌われ者だったという小手伸也。野田秀樹演出の芝居に出演した際には、先輩から注意されるようなことも。気を改めようと思っていた頃、古田新太からの助言を得るなどして、名バイプレイヤーと呼ばれるようになった今に至る。
自らを「薬味俳優」と例える小手。ひと口挟むことで、メインの皿の味わいが格段に上がるような存在で今後もあり続けたいそう。