- 出演者
- 河北麻友子 ノブ(千鳥) 盛山晋太郎(見取り図) リリー(見取り図)
オープニング映像。
兵庫・丹波市で丹波栗を育てる幸畑ファミリーに密着。丹波栗はイガの中に3つ実が入っている三つ栗が特徴。幸畑ファミリーは4つの栗園を所有しているおり6種類の栗を栽培している。家族5人で1日7000個の栗を拾うという。丹波栗はトップブランドのため機械は使わず手作業で収穫。1粒5000円の5Lサイズをスタッフも手伝って探したところ、長男かいくんが6Lサイズを発見。栗農家の仕事始めは1月で、雑草や害虫から木を守ることおよそ10ヶ月。ようやく収穫を迎えても客の手に渡るにはまだまだ工程がある。
収穫した栗はイガを剥いて虫食い栗を選別。水洗い、乾燥、選別した後は甘さを引き出すため冷蔵庫で熟成させる。-2度で熟成させることででんぷんが糖に変化する。希少な丹波栗の背景には2つの大きな問題がある。後継者不足で収穫量はピーク時の約22分の1まで激減。孫パパは後継者のいない栗園を積極的に受け継ぎ生産量を増やそうと奮闘している。さらにもう1つの問題は鹿などの動物に食べられてしまうこと。今回、鹿の姿すら見たことない栗園にカメラを仕掛けて栗園を荒らす動物の正体を暴くことになった。夕ご飯は丹波栗をふんだんに使った丹波栗の炊き込みご飯などを堪能した。
兵庫・丹波市で丹波栗を育てる幸畑ファミリーに密着。孫パパは10年前、家族を養うために掛け持ちで始めたアルバイトが栗を加工する会社だった。その後思い切って脱サラし丹波栗の道へ進んだ。しかし栗農家を始めるにあたり膨大な初期費用がかかるため家にある売れるものを全て売ったという。両親からは反対されたが妻は反対しなかったという。後継者不足に悩む丹波栗を幸畑ファミリーは家族一丸となって守り続ける。