投票日前日に取材に応じた石破氏は、選挙戦が進むにつれて数をめぐる駆け引きが再び激しくなっている現実を語った。決選投票で173票の議員票を獲得した高市氏は1回目の投票から101票増やした。麻生派議員は麻生派は高市氏にのせた、「石破や小泉にしてはいけない」という麻生氏の考えが大きかったと語った。189票の議員票を獲得した石破氏が増やしたのは143票で、高市氏を大きく上回った。菅氏が支援した小泉氏についた議員らが石破氏の支持にまわったとみられている。そして岸田総理が影響力を発揮。旧岸田派出身議員は、高市氏以外で党員票の多い人に入れるという方針が伝えられたと語った。