- 出演者
- 春日俊彰(オードリー) 若林正恭(オードリー)
今回は天気予報会社をカメラ100台でのぞき見。全国38万地点を予報し、予報精度はNO.1。刻々と変化する天気をいかに先読みしているのか、その舞台裏に迫る。
- キーワード
- 東京商工リサーチ
100カメ新年度がスタート。番組枠は45分に拡大した。若林は「昨日の夜俺春日にマジムカついた」と一言。先週のラジオで春日が「もう春です」宣言をしたため春だと思っていたら昨日の夜は寒かったと理不尽な怒りをぶつけ「ふざけんなよと思った」と話した。
天気予報会社ウェザーニューズをカメラ100台でのぞき見。千葉県の幕張にある「ウェザーニューズ」は社員数1138人(うち予報士200人)、民間で気象情報サービスを始めて38年の会社。2022年には雨を予報できた確率で気象庁を上回っている。今回は予報センター、アプリ運営、ライブ配信の3部署にカメラを設置。予報センターは24時間体制で気象を観測・予報、世界各地の気象機関が観測・予測したデータを元にAIが自動予測している。予報地点は全国38万か所。AI予測のクセを考慮しながら最終的に人が修正して予報を出している。ライブ配信「ウェザーニュース」では3時間ごとにキャスターが入れ代わり24時間天気予報を配信。アプリを使用しているユーザーから天気の写真リポートを募集しており、予報精度の向上につなげている。ライブ配信では視聴者からのメッセージも配信し、キャスターとのやりとりで番組を盛り上げている。予報センターには34年目の大ベテラン・ナイトウさんやユーザーからのはずれ報告分析を行うニワさんなどがいる。ニワさんはユーザーからの失望の声や厳しい声をチェックし、予報精度の向上に役立てている。
はずれ報告分析を行っているニワさんについて若林は「マジでキツイと思う」とコメント。「天気予報は絶対だもんな。野球見に行くっつってチケット2週間前からにぎりしめて予報で晴れですって言ってたのに雨降ってきたらお~い!っていうのが来るのよニワさんのところに。毎日それ読まなきゃいけない仕事だよ?」と若林が言うと、春日は「他の人より給料多めにもらってんのかな?どうなんだろう」と心配した。
天気予報会社ウェザーニューズをカメラ100台でのぞき見。デビューに向けて研修中の新人気象キャスターアオハラさんに密着。先輩キャスターから予報を伝える際はその日の天気に表情を合わせるよう指導を受けた。16年目のキャスター・ヤマギシさんはキャスターになった後猛勉強の末、気象予報士の試験(合格率5.8%)に合格。アオハラさんに「推しの現象を見つけるといいかも。この雲が好きとか」とアドバイスした。気象解説員のイイジマさんは2013年の三浦雄一郎エベレスト登頂の際、登頂に最適な天気の日を予測しサポートしていた。アオハラさんはイイジマさんから気象に関してまとめた資料を贈呈された。
気象解説員のイイジマさんについて若林は「かっこいいね。ああいう人になりたいなって思ってたりすんのよ」とコメント。春日も「なんか距離感がいいよね」と同意し、若林は「だいたいイイジマさんくらいの年齢の人って気持ち悪いもんね距離感が若い女性に対して」と話した。
天気予報会社ウェザーニューズをカメラ100台でのぞき見。2023年10月某日、関東に局地的な大雨が迫っていた。関東北部のユーザーから雨のリポートが増加し始め、埼玉東部でメソ擾乱が発生。メソ擾乱とは小さな低気圧のことで局地的な大雨の発生に関わる。新たな雨雲が急激に発達し都心の帰宅時間に直撃するおそれがあった。群馬県には大雨・突風をともなう荒天をもたらすアーチ雲が発生。アプリ使用者に大雨のおそれを伝える号外通知を出した。号外の内容を社内で検討。雨は短時間でやむ予測であることから「冠水に注意して帰宅」から「やむまで待って帰宅」に変更された。号外内容の変更を提案した女性スタッフは保育園のお迎えがあるため、自身の提案に反し、大雨直撃中の幕張の町中を帰宅した。気象予報キャスターのヒヤマさんはリポート写真を送ってくれたユーザーにお礼のメールを送信。多忙な一日が終わった。
若林は「みんな天気に真剣だし天気が好きだよね」とコメント。春日は「これ見ると本当に予報してもらってるだけでもありがたい」と話した。
「100カメ」の次回予告。