天気予報会社ウェザーニューズをカメラ100台でのぞき見。千葉県の幕張にある「ウェザーニューズ」は社員数1138人(うち予報士200人)、民間で気象情報サービスを始めて38年の会社。2022年には雨を予報できた確率で気象庁を上回っている。今回は予報センター、アプリ運営、ライブ配信の3部署にカメラを設置。予報センターは24時間体制で気象を観測・予報、世界各地の気象機関が観測・予測したデータを元にAIが自動予測している。予報地点は全国38万か所。AI予測のクセを考慮しながら最終的に人が修正して予報を出している。ライブ配信「ウェザーニュース」では3時間ごとにキャスターが入れ代わり24時間天気予報を配信。アプリを使用しているユーザーから天気の写真リポートを募集しており、予報精度の向上につなげている。ライブ配信では視聴者からのメッセージも配信し、キャスターとのやりとりで番組を盛り上げている。予報センターには34年目の大ベテラン・ナイトウさんやユーザーからのはずれ報告分析を行うニワさんなどがいる。ニワさんはユーザーからの失望の声や厳しい声をチェックし、予報精度の向上に役立てている。