- 出演者
- 菅原知弘
オープニング映像。
衆議院選挙は現在開票作業が行われており、自民党、公明党の与党が過半数を割ることが確実。一方で野党側は第一党の立憲民主党の躍進が目立つ。「裏金問題」で逆風を受けた自民党は北海道、東北、東京、大阪などで議席減。連立を組む公明党も石井代表が落選するなど厳しい戦い。自公政権が過半数割れは2009年の政権交代以来15年ぶり。一方で野党側は立憲民主党、国民民主党、共産党、れいわ新選組が大きく議席を伸ばす見通し。日本維新の会は伸び悩み。今回の推定投票率は53.11%前後と、前回選挙の55.93%から下がっている。
自民党内では与党で過半数の目標ラインに届かず、石破総理や幹部の責任を問う声が高まっている。石破総理は選挙に勝つために総裁に選ばれ就任直後に解散に踏み切ったものの、裏金問題からの逆風をはね返すことができず。さらに非公認の候補者の党支部に2000万円が支給された問題も。進退問題については協議が始まっており、小泉選対委員長の辞任は避けられない情勢。ただ、補正予算の編成などもある中で、石破総理は続投の見通し。一方連立を組む公明党の石井代表が落選する事態となり、党内にも衝撃。今後、自民、公明で政権を維持するため他党との連立、閣外協力を模索することに。これまでも連携してきた国民、維新と協力できるかが焦点。
立憲民主党の今後の焦点はどの野党と協力して政権を取りに行くか。躍進も単独では過半数の議席をとることができず、他の野党と連立を組むなど政権の枠組みを検討する必要がある。立憲は午前中に役員会を開き、今後の対応を協議する。具体的には総理大臣の指名選挙で野田代表の名を書いてもらうため、石破内閣の不信任案を共同で提出した維新、共産、国民に協力を呼びかける。社民やれいわとの連携も模索する考え。しかし国民・玉木代表は総理指名選挙で「自分の名前を書く」と明言。維新も「憲法に対する考え方などが一致しない限り協力はしない」と消極的。
27日午後8時、与党過半数割れの予測が伝えられた。東京7区・立憲・元・松尾明弘候補、和歌山2区・無所属・世耕弘成候補が当選、自民・二階伸康候補は比例で当選の可能性あり。一方、落選した丸川珠代候補らのコメントを紹介した。
当選が出ている選挙区を紹介。東京18区当選・自民・福田かおる、立憲・松下玲子。岡山2区当選・自民・山下貴司、立憲・津村啓介。
衆院選は現在開票作業が行われており、自民党、公明党の与党が過半数を割ることが確実。一方野党側は立憲民主党が躍進。裏金問題で逆風を受けた自民党は北海道、東北、東京、大阪などで議席減。連立を組む公明党も石井代表が落選するなど厳しい戦いとなっており、自公政権が過半数割れは2009年の政権交代以来15年ぶり。