- 出演者
- 弘中綾香 大槻祐依 市川友貴
東京大学でロボットでイチゴを自動栽培する試験場がある。4億円の資金調達し画期的なロボットでイチゴ栽培に革命を起こす起業家の素顔とは。ASEAN各国と日本のビジネス交流メンバーに選ばれ、早稲田大学の授業にも登壇する20代起業家も登場。
スタートアップ企業は事業が急速に成長する新しい会社。若い会社が急成長することが日本にも世界にもプラスになると注目されている。
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- グーグルメタ・プラットフォームズ
HarvestX代表の市川さんは2020年に創業。イチゴ栽培のデジタル化を成功させた。ロボットのカメラで花を自動検知し、花粉がついた綿をあてミツバチの動きを振動で再現して受粉させる。市川さんはイチゴは単価も需要も高いためイチゴにスポットをあてたと話した。中学時代からプログラミングを勉強し、工業高校のときにロボットアームを制作。技能五輪大会にも出場した。市川さんは千葉工業大学の学生だった。千葉工業大学は学長が伊藤穰一氏に変わって以来、ベンチャー企業との取り組みを増やす方針を打ち出している。大学卒業時に東大から支援を受けてロボット技術を開発した。資金調達には出資と融資という2つの選択肢がある。融資は金融機関などからお金を借りる。返済義務があるので大胆なチャレンジがしにくい。出資は株を渡すことで資金を得るため返済しなくて良い。スタートアップに出資するのはベンチャーキャピタルとエンジェルと呼ばれる個人投資家。
FinT代表の大槻さんは大学3年時に創業。企業のSNS広告や宣伝戦略を若者向けにプロデュースしている。「アサヒ ホワイトビール」をインフルエンサーを使ってSNSなどのデジタル広告を展開したところ、3日間で1万件以上の反響があった。また上田慎一郎監督とともに三井住友カードのショートドラマをスマホ用で制作するなど若者世代にバズるマーケティングを展開している。社員の平均年齢は26歳。大槻さんは週3回年下スタッフから流行をヒアリングしている。大槻さんは早稲田大学の起業家養成講座を受けたことがきっかけで早稲田大学ビジネスプランコンテストに出場し優勝した。若手起業家やスタートアップにはコワーキングスペースが人気。大槻さんはコワーキングスペースで同世代の起業家に出会い、今のNo.2になっているメンバーとも出会ったと話した。FinTは金融事業からSNSマーケティングに事業をピボットした。東京大学は全国の大学の中で早い段階から起業家養成などの教育を始めた。2004年からスタートアップ支援として経営相談、オフィス・ラボのレンタルなど支援を提供している。若手起業家のスターは立教大学在学中に起業したタイミーの小川嶺さん。
「FUTURE TALENT STUDIO」の告知。
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入山はスタートアップを成功させる極意は「PMF(プロダクト マーケット フィット)」で、会社の製品やサービスが需要にフィットしているか仮説を立てて検証しながらどんどん変えていくことが重要だと話した。メルカリはフリマ市場のユーザーニーズをとらえてサービスを展開。コロナ禍でさらにマーケットが大きくなった。
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大槻さんは就職していたら型があってやる人が多いがまっさらだからこそ楽しかったり変えていけるところがあると話した。市川は趣味が仕事になっている形で良い体験だったと話した。
今回のポイントは「熱中できるものを伸ばす」「失敗したらピボット」。
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2024年4月21日(10:00)