- 出演者
- 古田新太 大倉忠義(SUPER EIGHT) 村上信五(SUPER EIGHT) 横山裕(SUPER EIGHT) 丸山隆平(SUPER EIGHT) 安田章大(SUPER EIGHT) 川田裕美 高橋茂雄(サバンナ) 宇多田ヒカル いしわたり淳治 吉澤嘉代子 tofubeats ☆Taku Takahashi(m-flo)
オープニング映像。
宇多田ヒカルが登場!!70分超えのロングインタビューを敢行。名曲を生み出し続ける創作術とは?超貴重な証言が続々!!
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- 宇多田ヒカル
宇多田ヒカルに独占インタビュー。デビュー25年で初のベストアルバム「SCIENCE FICTION」をリリース。まずは名曲の数々をプレイバック。☆Taku Takahashiとの共同プロデュース曲「traveling(Re-Recording)」は再レコーディング。
宇多田ヒカルは今ベストアルバムをリリースした理由について25周年というのが大きい。ここまで支えてくれたみんなで一緒に祝いたいと思い、思いっきりやろうと思った。アルバムタイトルについてはサイエンスフィクションは1番好きなジャンルでちょっとだけ先に見える未来に連れて行かれる感じを音楽を通して感じてもらえたらいい。また「traveling(Re-Recording)」を☆Takuにオファーした理由については、この曲に関しては平家物語の引用など日本人の歌詞の感じとか全部わかってくれて思い入れも持ってくれている人だったらステキなことができると思いオファーしたと明かした。アレンジの要望については不安や怖いことを明るく吹き飛ばそうとする健気さはキープしたいなどと伝えたという。☆Takuはtravelingのテーマはお祝いムードでノリノリで作ったら解釈を勘違いしていたと話した。
プロが厳選した宇多田ヒカルの聴いてほしい曲を紹介。「光」について☆Takuはこの曲のメロディーは本当に美しい。その美しさはサビのメロディーの「ド」の使い方。この音で綺麗に解決されている素晴らしいメロディーライン。tofubeatsは「運命の仮面をとれ」との歌詞に注目。平易な言葉やモチーフをいやらしくなく新鮮に聴かせるのは難しいが劇場的な言葉の使い方など歌詞のデリバリーによってドラマチックに聴かせるのがスゴいとコメント。☆Takuはヒッキーの曲は明るい曲でも哀しさの余韻が入っている。マイナーなメロディーとメジャーなメロディーが混在させ最も美しくメロディーが聴こえる方法をとっていると話した。
☆Takuからの質問は「メロディーと歌詞は同時に思いつく?」。宇多田ヒカルはほぼ無い。100%メロディーが先。先に歌詞が一度も無い。メロディーがないと言いたい事がわからない。メロディーは母音子音と結びついて出る。文字数など制約があればあるほど予想してなかった歌詞がハマると話した。
宇多田ヒカルの聴いてほしい曲に中村佳穂は「誰かの願いが叶うころ」を選曲。歌ってみると気付くがアクセントがついてる場所がオーソドックスな場所よりズレている事が前に進む力を与えているとコメント。Yaffleは「Gold ~また逢う日まで~」を選曲。鳴っていないビートを感じさせる歌唱なのでとてもグルーヴを感じる。後半でアグレッシブなスタブベースやASMRにも通じるようなモダンなパーカッションで作られる展開。単純なループ物っぽくしない所が素晴らしいとコメント。吉澤嘉代子は「あなた」を選曲。どんなラブソングも詰まるところこの曲に辿りつくと思ってしまうほど完璧。いしわたり淳治は母音「ai」の言葉が多用されているのが印象的。韻に縛られると肝心な言いたいことが伝わりにくくなってしまいがち。それらを踏まえて聴くとこの歌の格の違いに気付くとコメント。
宇多田ヒカルは「あなた」aiの母音についてメロディーが気持ちよく「ai」「ai」でやりたいなと思い意識して考えた。コーラスとかのバースの中で同じメロディーの歌詞は同じ母音で揃えたりなど結構頑張った。作詞の苦労については最後の歌詞が苦しい。一番大事なことは一番言いにくいが諦めないで考えた挙げ句に出てきて、自分にとっての新しい考え方・発想の転換が出て完成と思える。また作詞は釣りのようなもので待ってることが仕事。いくら待っても釣れない時もあるが何をしてる時でも頭の奥では釣りをしてる自分がいると話した。
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- あなたスティーヴン・キング
EIGHT-JAMの次回予告。
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