- 出演者
- 竹内友佳 安宅晃樹
オープニング映像。
投開票まであと5日となった自民党の総裁選挙の情勢について、FNNがきょうまでに自民党所属国会議員の動向を調査したところ、小泉進次郎農水相が80人を超え、全体の3割弱にあたる幅広い議員の支持を受けている。現時点では林芳正官房長官が2位で、旧岸田派を軸にしつつ石破首相の周辺議員らも支持に回り、約60人を固めた。高市早苗前経済安保相は旧安倍派や保守系議員らを中心に40人台半ばの支持を受け追う展開。小林鷹之元経済安保相は去年の総裁選で支援した中堅・若手を中心に約30人。茂木敏充前幹事長も自らが率いた派閥の議員を中心に約30人となっている。まだ態度が明らかでない議員が約50人いて、今後情勢が変わる可能性もある。
今後の総裁選情勢について最新情報を国会記者会館から中継で伝えた。猛追する林氏がトップ争いに食い込み、1回目の投票で誰も過半数を取れず、小泉氏、高市氏、林氏の3人のうちの2人の決選投票になるとの見方が飛び交っている。林氏急伸の理由について周辺はライバルの能力を称賛したり、英語でスピーチする「安定感」にあると分析し、「石破首相が『自分の政策を引き継ぐ候補が良い』と言ったことも追い風になっている」と話している。ただ、世論調査では小泉氏、高市氏に続く3位で、党員票で追い上げを図れるかが焦点。投稿要請問題の影響が懸念される小泉氏だが、複数の周辺議員が「本人も謝罪したし影響は少ないだろう。議員票トップは変わらない」と強気の見方を示している。一般世論と党員票の動向は異なるとの見方もあり、小泉氏が優勢を維持するか注目される。高市氏は議員票が3位だが、周辺は「議員を説得している。1票ずつ積み上げたい」と話すほか、「党員票で圧倒し議員の心理に働きかける」と意気込んでいる。決選投票が確実視される中、各陣営の決選投票での戦略にも注目が集まり始めている。
最終戦での逆転ホームラン王へ、リーグトップを2本差で追いかける大谷翔平は第4打席、自己最多、球団記録を更新する55号。ホームラン王にはあと1本届かなかったものの、3安打でレギュラーシーズンを締めくくった。ドジャース6-1マリナーズ。ドジャースはあさってからのワイルドカードシリーズでレッズと対戦する。
サッカーJ1の横浜F・マリノスは日産自動車サッカー部が前身で、日産が74.58%の株式を保有している。関係者によると、日産はマリノスの株式を2027年を目指し売却することを検討していて、大手IT企業などに打診している。日産自動車は2027年度までに2万人の人員削減や国内外7つの工場を減らすなどして経営再建を急いでいる。日産はマリノスの株式売却検討について「当社から発表したものではない」とコメントしている。
国内価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭価格は午前9時半時点で1gあたり2万18円となり、初の2万円台をつけた。今月中旬にアメリカが利下げを決め、追加で金利を下げていくとの見方が広がる中、金の価格は右肩上がり。高金利だったドルの魅力が薄れ、金利のつかない金の需要が増えていて、田中貴金属工業は「中東・ウクライナなど国際情勢で不安要素が多いことも相場を押し上げている」としている。
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渋谷マークシティからの中継映像を背景に気象情報を伝えた。
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モバイルバッテリーの中でも最近急増しているのがリチウムイオン電池による火災。熱のこもりやすい場所での使用や膨らみ、変形しているなど1つでも当てはまると発火の危険性がある。きのう、川崎市のJリーグの試合会場ではリチウムイオン電池を使ったモバイルバッテリーの回収や啓発活動が行われた。来場者に話を聞くと、危ないとは分かっていてもどこで処分すればいいか分からないなどの声が上がった。川崎市環境局廃棄物政策担当・石坂勇二さんは「市民の認識が浸透していないところが課題」と話した。川崎市の場合、製品から取り出したリチウムイオン電池とモバイルバッテリー本体について持ち込みで回収を行っている。持ち込み先は家電量販店などにある回収ボックス、市の事業所。無理な取り外しは発火の可能性もあり、川崎市では「リチウムイオン電池入り」と書いたメモを貼れば市が回収してくれる。