- 出演者
- 勝村政信 山本倖千恵 ジーコ 鈴木國弘
今夜は“サッカーの神様”ジーコと、専属通訳として15年間ジーコを支えた鈴木國弘が登場。
オープニング映像。
ジーコと元専属通訳の鈴木國弘がスタジオに登場。鈴木は19歳でブラジルに渡り現役時代のジーコを見てファンになったという。
ジーコは1991年に住友金属に入団。のちに鹿島アントラーズの選手となり、そこで徹底的に植え付けたのがプロ意識だった。ジーコは「プロ選手の目的はピッチ上でファン・サポーターに良いプレーを魅せること」と語った。ジーコが鹿島に植え付けたのは献身・誠実・尊重のスピリットで、今もクラブに継承されている。
ジーコはプロ選手の兄2人を幼い頃から見ていたことが学びになったという。子どもの頃はボールを持つだけで幸せで、常にベッドの近くに置いて眠ってるほど。毎日練習していてそれが成長につながったという。パスについて、ジーコは「味方の次のプレーを想像してプレーしやすいパスを出さなければいけない。ラストパスではなく最後から2番目のパスを意識していた」と話した。
- キーワード
- ジーコ
鈴木はジーコについて、「物事ひとつに対して真剣にやりとりをする。世界一の監督だと思う」と話した。
- キーワード
- ジーコ
ジーコは2002年に日本代表監督に就任。2017年に番組で監督としての哲学を「戦術+個人の自由性」と語っていた。ジーコが指揮したドイツW杯では1勝もできずGL敗退。当時見えた課題について、海外でプレーしていた選手の出場機会が少なかったことが今の日本代表と違うところだと指摘した。さらに、メンタルの強化は今も課題だとした。
次世代の育成にも力を入れてきたジーコ。指導した中で 今も強烈に覚えている選手がいるという。
- キーワード
- ジーコ
ジーコは日本でサッカースクールを開き多くの子どもたちを指導。その中でも強烈なインパクトを受けたのは鹿島アントラーズの本山雅志。ドリブルで打開するチカラがあったという。ジーコは今も子どもたちの育成に力を入れ、2022年に富山にサッカースクールを開設。サッカーの技術面以外に人としても成長させたいとしている。ジーコは以前番組で「日本に何かしらの形で恩返ししたいという気持ちがある」と語っていた。
ジーコは7月27日にチャリティマッチを広島で主催する。ブラジルで20年間開催しているチャリティマッチを日本で開催するという。広島は原爆が投下されて今年で80年、ジーコは「サッカーの力で平和を祈るために行います」と話した。
「FOOT×BRAIN+」の番組宣伝。
J1リーグ第22節の日程を伝えた。
- キーワード
- 明治安田J1リーグ