- 出演者
- 勝村政信 山本倖千恵 平山相太 柿谷曜一朗
番組のYouTube公式チャンネルが開設され、勝村政信は日本代表といっしょに世界に羽ばたいていく番組づくりをしたいと意気込んだ。さらに番組のリニューアルに伴い、スタジオには匠工芸のソファが置かれていた。デザインも然ることながら機能性もあり、勝村は長時間座っていても疲れず、姿勢も良くなるという。
オープニング映像。
平山相太氏は高校時代、全国高校サッカー選手権で史上初となる2年連続得点王に輝いた。柿谷曜一朗氏は昨年、19年のプロ生活にピリオドを打った。
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- セレッソ大阪全国高校サッカー選手権大会
かつては多くの日本代表選手が高校サッカー出身だったが、現在は少数派。クラブユース、大学サッカー部が多数を占めている。柿谷氏も「大学とプロの差がない」と話す。平山相太氏は国見高時代、休日は2日未満だったといい、柿谷氏は「それだったら、サッカー辞めてます」と驚嘆した。そんな柿谷氏は16歳という若さでプロデビューし、07年のU-17杯でスーパーロングシュートを決めてみせた。平山氏はアビスパ福岡、FC東京からオファーがあったが、筑波大学への進学を決断。大学を中退し、海外でプロデビューを果たした。現役引退後、仙台大学で教員、サッカー指導を行っている。
柿谷氏はセレッソ大阪の下部組織でプレーしていた当時、トップチームの選手たちを近くから見ることができた。鹿島アントラーズユースでは柳沢敦氏が指導者を務めるなど、クラブの黄金期を支えた逸材たちが起用されていた。大学サッカーについて、平山氏はスポンサーからの資金をもとにプレーする環境を充実させていると話す。三笘薫をはじめ、大学出身の選手たちの活躍様様だという。また、大学では他競技、栄養学や心理学といった専門知識に触れることができ、平山氏は走り方を教授してもらったという。
明治大学サッカー部を取材した際、栗田大輔監督(当時)は報恩、人間性について選手たちに説いていた。平山氏は自身の大学時代と比べ、「今の大学生は本当に真面目。ピッチ外の生活も意識している」と語った。柿谷氏は現役生活の終盤、大学サッカー出身の選手たちが休日でも練習場に来てトレーニングしたり、食事に誘うと、「お酒があるなら行かないです」と言われたという。
平山氏は「ちゃんとキャリア設計しておけば良かった」と吐露し、指導者となった現在、目標設定について教え聞かせているという。また、現代サッカーの変化が著しく、指導者側も常にアップデートすることが要求されているという。
「FOOT×BRAIN+」の次回予告。
J1リーグ第20節の予定一覧を伝えた。
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