- 出演者
- 勝村政信 竹崎由佳 丸山桂里奈 阪口夢穂
2023FIFA女子ワールドカップが7月20日に開幕した。日本はグループリーグ突破をかけ、コスタリカ、スペインと戦っていく。今夜はその戦いのキーパーソンである2人の選手をレジェンド澤穂希が直撃する。
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坂口夢穂と丸山桂里奈がスタジオ出演し、澤穂希が選手と対談、全体を宮間あやがプロデュースするという最強布陣でお届け。なでしこの心臓「ボランチ」がテーマ。
阪口夢穂と丸山桂里奈が迎えられてのスタジオトーク。イングランドでプレーする2人のボランチ、長谷川唯と長野風花が話題。阪口夢穂は長谷川唯にはボランチという印象がなかったので驚いていると話した。今回2人は澤穂希とともに新旧ボランチ対談を行う。
澤穂希、長谷川唯、長野風花の3人での対談が始まった。まず澤は2人の印象について、「本当に上手いよね」と話した。今の選手は個の力が上がってきていて、自分ひとりでも、周りを活かすプレーもできる。自身が目指すボランチ像について、長野は「理想はチャンスを作れて大事なところで守れる選手」などと話した。守れるボランチとして、攻撃の選手をサポートできることに喜びを感じている。長谷川は「まだ模索中な部分もあるが、得点の部分で前線と関われる、点が取れるボランチであることが大事だと感じている」などと話した。これらに対して澤は「2人の役割が明確にできていることは良いこと」などと話した。長谷川は「もともと守備が好きだが、代表では長野と連携をとりながら守備も前線にもいけるボランチとして今が一番楽しくプレーできている」などと話した。なでしこジャパンは今、「中に入れさせない」ことをコンセプトとしてやっているが、状況によっては中に入れさせてボランチが奪うことも必要となる場合があり、その状況判断が課題となっている。なでしこジャパンの守り方について澤は「奪い所を決めて前線を動かして奪って、そこで奪えなかったらセンターバックが奪う」などと提案したところ、2人は頷いた。ボールを奪うスイッチなど試合中の声掛けについて、なでしこジャパンではその場で強く言える人が少ないことが課題になっている。これについて澤は、「奪い所などチームの共通意識を一緒にしないといけない。2人が中心になって動かないとチームが勝ちきれない。ボランチがブレちゃ絶対ダメ」などとアドバイスした。スタジオの丸山桂里奈は「自分は守備が苦手だったが澤からの声による指示のおかげでこなすことができていた。声掛けは大事」などと話した。今大会、なでしこジャパンの平均年齢は24歳と若い選手が多い。優勝した2011年大会も25歳と若かった。澤は当時、年下の選手も年齢関係なく「出せよ!」「出せねーよ!」など、試合中どんどん声を出していたと話し、2人にもっと感情的になっても良いなどとアドバイスした。
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澤は強いリーダーシップでチームを引っ張っているようなイメージを持たれがちだが、実際はみんなに寄り掛かっていたという。選手全員が他の選手を理解しているから、勝つも負けるも仲間に預けることができる。本音をぶつけ合うことで疑いようのない結束力が生まれ、苦しい時にも安心して寄り掛かれる仲間となった。澤はこうした仲間との関係性を築くことが大事だと強調した。W杯でなでしこジャパンをどんなチームにしたいかについて、長谷川は「仲良しこよしなだけではなく、言い合いとかぶつかって出来る絆とかがあるチームになりたい」などと話した。長野は「何かを乗り越えたチームになりたい。皆がチームを大切に思うようなチームを作りたい」などと話した。
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キャプテンの熊谷紗希は2011年の優勝を唯一知る存在。熊谷は澤との対談で、「なでしこジャパンは世界から見ても期待値が高くないが、だからこそ良い意味でダークホースとなりたい。自分たちの結果が今後の日本女子サッカーの発展と成長につながることは間違いない。その責任をしっかり持って戦いたい」などと話した。これに対して澤は、その気持ちを若い選手たちにも継承していってほしいなどと話した。
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明治安田生命J1リーグ第22節の日程を紹介した。
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