- 出演者
- 勝村政信 池谷実悠 松井大輔 千徳有寛 飯田昴大
オープニング映像。
ウズベキスタン・スーパーリーグの「FC OKMK」所属のMF・千徳有寛選手を紹介。高校卒業後にモンテネグロにわたり、セルビアを経由して今シーズンからウズベキスタンへ。トップ下からフォワードまで攻撃的ポジションならどこでもこなすプレイヤーで、これまで11試合に先発出場し2ゴール1アシスト。
バングラデシュ・プレミアリーグの「シェイク・ラッセル」所属のMF・飯田昴大を紹介。大学卒業後に渡米しアマチュアリーグに所属した後にカナダでプロデビューを果たした。その後アメリカ2部などを経て2023年にバングラデシュへ。キレのあるドリブルなどが武器のトップ下で、今シーズンも1ゴール3アシストと好調。
まずはウズベキスタンで活動する千徳選手。U-23アジアカップの決勝では日本は1-0でウズベキスタンに勝利。リーグ戦で対戦した相手には何人か日本戦で出ていた選手もいたという。松井は「1人1人のポテンシャルが高く、技術が高い。」などとコメントした。毎年ACLチャンピオンズリーグには3~4チーム出ていて、今年も決勝トーナメントに2チームが進出している。ウズベキスタンでは32年前にプロリーグ化。1部は14チームあり、海外選手も呼び込むことで年々レベルアップしているという。
続いてバングラデシュの飯田昴大選手。バングラデシュでは全チームにロングスローの攻撃が有り、前線に外国人の強い選手を置いているため後方からボールを収められるかが鍵になるという。17年前にプロリーグ化し、1部には10チームが所属。外国人枠は6名で、強豪2チームはAFCカップにも出場している。
千徳選手は高卒でプロを志望していたが、高校卒業のタイミングでJリーグなどから話がなく、先輩に高卒で海外に挑戦している人がいたためモンテネグロへの話をもらい決意したという。飯田選手もJリーグ志望だったが話がなく、FOOT × BRAINの特集でMLSに挑戦中の遠藤翼選手を紹介していてアメリカへ行くことを決意した。飯田はプロ初の練習試合でニューヨーク・シティFCと対戦。相手にピルロがいたという。去年シーズンが終了したタイミングで、バングラデシュのクラブからSNSでオファーが届き移籍を決意した。バングラデシュではプレーがダメだとすぐに契約解除される事もあり、飯田も移籍後1か月でふくらはぎの肉離れを起こしたが、10日で治らなかったらクビにすると言われたという。松井は「外国人選手は助っ人として来ているため戦っていくのが難しい。」などと指摘した。
チーム寮に住んでいる飯田選手の食事は基本的にカレー。2~3種類の日替わりで、野菜が足りないため自分で補っている。近くには日本食レストランがあり、最近はカレーが喉を通らないためそちらで済ませているという。千徳選手のいるウズベキスタンではイスラム教の国なため豚は食べないが、肉がメインだという。
ウズベキスタンにある千徳選手が所属するクラブハウスを紹介。大理石やシャンデリアなど豪華な作りになっている。続いてバングラデシュにある飯田選手が所属するクラブハウスを紹介。練習場は天然芝で作られているが、ポイ捨てが普通なため練習場内にはゴミが落ちている。バングラデシュは経済成長が著しく、建物が色々な場所で作られている。停電が毎日のように起きるという。
バングラデシュの平均月収約4万円だが、飯田選手は55万円もらっている。上位だともっともらっている選手もおり、サッカー選手の給料が高いという。ウズベキスタンでもサッカー選手はお金を持っている認識だという。
W杯のアジア枠は年々増加しており、どの国もレベルアップしている。南アジアサッカー連盟競技部長のアシフ氏は「政府の協力が必要。全員が一丸となった時のみ大きなことを成し遂げられる。」などとコメントした。飯田選手は「日本でプレーしている選手を海外に送れれば。」、千徳選手は「更にレベル高い環境でプレーすることでチャンスなどを示していきたい。」などと話した。
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