- 出演者
- 勝村政信 竹崎由佳
史上初のアンダー世代の国際親善試合のコーチに就任した小野伸二&中村憲剛。世界基準の選手を生み出すための極意に迫る。
オープニング映像。
近年、10代選手の海外移籍が増加している。幸野健一はロールモデルとなる選手がたくさん出てきたことが大きいと見解を示した。
7月24日、全国のJリーグ15クラブから選抜されたU-15選手20名が集められた。集合から試合までわずか2日。チーム練習も1度だけという限られたスケジュールでトッテナムとの一戦に臨む。指導するのは日本サッカー界のレジェンド小野伸二と中村憲剛。2人がミーティングで伝えたのはプロとして生きる覚悟。
幸野健一は10代で渡英しクリスタルパレスの練習に参加。小学生のコーチも務めた。その際痛感させられたのは、日本の練習は普段から100%の力を出していないこと。練習から100%で臨む海外の選手たち。根底には幼少期から重ねてきた過酷な環境がある。
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試合前日練習、突然の雷雨で1回限りの練習が中断。室内での大会トレーニングに。雷が収まると選手たちは練習を再開したが残された時間はわずか20分。小野と中村も練習に参加しミニゲームにも出場。選手たちは短いながらもレジェンドから教えを受けた。
トッテナム・ホットスパーU15はハリー・ケインなど名選手を発掘する名門。今回の日本遠征ではマイキー・ムーアがトップチームに帯同。トッテナムが育成で重視するのはクラブ哲学に基づく指導。さらに人間性を育てることも重要。
Jリーグ選抜U-15×トッテナム・ホットスパーU15の一戦。まずはセレッソ大阪U-15の永添功樹が先制。その後同点に追いつかれたが、Jリーグ選抜は焦らず主導権を握り鹿島アントラーズJrユースの小笠原央の華麗なパスワークなどでトッテナムを翻弄する。そしてジェフユナイテッド千葉U-15 の笹川峻太郎からのクロスを徳島ヴォルティスユースの高橋成海が決め追加点。さらに横浜F・マリノスjrユースの草野陸がダメ押し。トッテナム相手に3-1と快勝した。
スタジオに戻り、そのまま育ってほしいと話した。Jリーグと日本サッカー協会がコラボして今回のような企画をやることがなかったので海外経験を積めていい体験となり、数が増えることで日本の成長にもつながるという。世界と渡り合えるアンダー世代だが、トップチーム同士の対戦を見てみるとJクラブは3勝だけとなった。アンダー世代を取り巻く環境ではどうしてもトーナメント主体となり、全国大会が頂点にあり強豪校ではユニフォームを着て応援しているだけの選手たちがいる。だがリーグ戦で年間30試合やれるようにした方が全員が楽しみながら強くなれるのではないかという。日本は練習試合が多いが練習試合をいくらやっても成長せず、緊張感のある公式戦をするのが大事である。Jリーグは今年から「Jリーグアカデミー活動助成制度」を設立しし、海外遠征や国際大会開催などを資金面で支援するというもの。
J1第36節の試合日程を紹介。
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