- 出演者
- 原田亮介 林修 角谷暁子 柏木由紀 原口あきまさ 井森美幸
オープニング映像。
今年、ある消費量が過去最高。それは訪日外国人の消費額で5兆8582億円。外国人が訪れる場所に変化が。繁華街で開けでなく商店街にも広がっている。NAVITIMEが発表した訪日外国人が検索した商店街ランキングをみると2位に大須商店街。東京と大阪の間にある名古屋は北に高山・白川郷、南に伊勢と熊野古道と外国人に人気スポットのハブ的な場所。立地に恵まれた大洲商店街には食べ歩きの他にも外国人のお目当てが。
大須商店街には着物を扱うお店が10軒以上。欲しいものが安く手に入るモノ消費の魅力にあふれている。またコト消費のスポットも充実している。織田信長の父・信秀の菩提寺として建立した万松寺など約30もの神社仏閣があり、縁日やイベントが行われている。これもまた外国人観光客をひきつける魅力の1つ。
大須商店街は大須観音の門前町から発展した商店街。近くには矢場とん 矢場町本店がある。原田の地元である北九州市小倉にある商店街・魚町銀天街は1951年に日本初のアーケードが完成した商店街。日本は世界の中でもリピーターの観光客が多い。東京・京都・大阪以外のどこに行くか情報を求めて色んな検索がされている。ナビタイムの調査で外国人観光客のなかでもアジア圏と欧米からの旅行客では行動スタイルが違うということが分かった。アジア圏の旅行客の傾向は1つの観光地にあまり長居をしない、観光地の入口で買い物をするモノ消費を楽しむ。
外国人観光客に人気の大須商店街。今でこそ多くの人で賑わっているが、かつて危機的状況にあったという。復活のきっかけとなったのは秋葉原の電気街が丸々詰まったような1つのビル。その名も「アメ横ビル」。一角が電気街として発展したのだ。賑を取り戻した商店街は外国人観光客の誘致・おもてなしに力を入れている。
渋谷でもこんなところに外国人観光客が殺到している。それはハンズ渋谷店の中にある「DESIGN UNDERGROUND SHIBUYA-BASE」。昭和レトロブームにのり2020年にオープンした。扱っているのはラジカセやカセットテープ。
この店の一番高い商品は1980年代に発売されたラジカセで金額は16万5000円。日本人にもブームとなっているカセットテープ。性能によって3つの種類がある。販売しているカセットテープの多くは中古品でインデックスカードが入ったまま販売されている。
1966年に日立マクセルがカセットテープを日本で商品化し、1979年にソニーがウォークマンを発売した。1989年~90年がピークでソニー・TDK・マクセルが御三家。
外国人向け日本旅行サイト「Tokyo Cheapo」にて紹介され話題になった場所。ここは「ITOCHU SDGs STUDIO こどもの視点カフェ」。こどもの視点から見た食事・ランドセルなどを体験できるカフェ。外国人にはランドセルといった日本ならではの教育文化を体験できることも人気。
羽田空港の複合施設に隣接する藤田医科大学 羽田クリニック。患者の9割が外国人。外国人向けの健康診断ができるクリニックは都内に30か所以上ある。このクリニックは世界に5台しかない立ったまま撮影できるCTやネタママ乳がん検査PETなど最新機器が多く取り揃えられている。エージェントが病院との仲介役となり世界中から外国人を連れてくる。
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- 東京国際空港藤田医科大学 羽田クリニック
外国人に人気の日本の健康診断。多くが中国人。健康診断を受ける中国人は日本で500万円~を使用している。
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- 藤田医科大学 羽田クリニック
目黒にある自由が丘クリニック。開院から29年、今では患者の15%が外国人。ここで受けるのは美容医療。診察から施術まで医療通訳が付き添い医師と患者のコミュニケーションをサポートする。
目黒にある自由が丘クリニック。開院から29年、今では患者の15%が外国人。ここで受けるのは美容医療。診察から施術まで医療通訳が付き添い医師と患者のコミュニケーションをサポートする。消費額をどうやって増やすかを考えると医療というのは非常に金額が大きいマーケットになる。