2023年6月、ロシア軍を領土から撤退させるため、ウクライナの反転攻勢が開始され多くのウクライナ市民が兵士として戦場に向かった。兵士たちは初めての戦場をスマートフォンなどで撮影、そこには徐々に追い込まれる姿が映し出されていた。普段はカメラマンだというジーニャは最前線に近い地域の塹壕を作る様子を撮影。彼らとロシア兵との距離は80mほどで24時間体制で見張りを続ける。仮に休憩時間でも休憩所にいるネズミのために満足に睡眠がとれず、気力体力はどんどん削られていく。兵士の中にはわざとケガをして病院に行く者さえ出てきた。そんな中、ジーニャたちにロシア兵の塹壕を奪い取れという司令が下される。この作戦中、ジーニャはロシア兵に引くように警告し、相手が警告に応じなかったため銃を向けたと語った。彼はは「戦争なんて何も良いことはない、でもそれか方法がない」と語る。現在ロシアは兵力を強め、占領範囲を拡大させようとしている。今日もまた、ウクライナ市民は戦場に向かう。

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