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オープニング映像。
Z世代が戦争について話す。「この世界から戦争はなくせると思うか?」というアンケートでは「なくせる」が23%、「なくせない」が50%だった。2013年にウクライナは徴兵制を廃止したが半年後にロシアが侵攻したという。
神田外語大学で国際平和を学ぶ授業が行われた。ウクライナが抵抗を続ける背景が議論された。ウクライナの世論調査では「戦争が長引いても領土を譲歩すべきでない」と答えた人は84%となった。
戦争の当事者になったら、小西さんは「若者が命をかけて戦うのは何なのか、蹂躙されるのを諦めるのは自分自身がなくなっていくこと」などと話した。Z世代の「もしも日本が戦争に巻き込まれたらどうするか?」というアンケートでは「戦闘に参加せず戦争反対の声を上げる」が36%で最多となっている。小泉さん曰く軍事的な制度を受け入れ社会に実装する覚悟の問いという。カテリーナ さんはボランティアや募金活動も抵抗と話した。大嶺さんは思想による差別も戦争の一部と考えているという。また、戦争が始まったら選択肢がなくなるという。
Z世代に戦争の疑問について聞いた。
戦争はなぜ起きるのか、大嶺さんは「話し合いの結果の最終手段」などと話した。国連憲章では「武力による威嚇又は武力の行使を慎まなければならない」とされている。戦争に入る動機と生存権の確立には無理があるという。カール・フォン・クラウゼヴィッツは「戦争は拡大された決闘にほかならない」としている。理論上は無限まで暴力がエスカレートしていくという。
戦争が起こる経緯を深掘りした番組を紹介した。かつてアメリカとイラクは蜜月の関係だった。アメリカは生物兵器の原料となる物質までイラクに輸出していた。イラクがクウェートに侵攻すると敵対関係になったという。また、日本の開戦に至る経緯をアニメで再現した。
「平和の実現に向けてあなたにできることは?」というアンケートは「学校の授業で平和について学ぶ」が40%、「外国の文化・価値観を学び理解する」が36%だった。また、みりちゃむさんは最新技術でウクライナの破壊された町をリアルに体感した。
保阪さんは「我々は戦争体験を地続きで知っているが世代が離れていくと地続きではなくなる」などと話した。久保さん曰く興味のないことに興味を持ってもらうことは難しいという。
高垣さんは被爆地を案内する活動を行っている。G7広島ユースサミットのグループ討議で特に話題になったのは平和の実現に核は必要かということ。また、沖縄戦では地上戦で県民の4人に1人が命を落とした。狩俣さんは平和学習を支援するベンチャー企業を立ち上げた。
手島さんは「核兵器を持たない永続的な平和を目指していかなければならないと思う」などと、長さんは「常に新しい世代がそれぞれに努力していかなければならない」などと話した。
秀島さんは「国を越えた他国の同世代の子たちとも話したいと思った」などと、七島さんは「自分たちで手を挙げてつながれ対話できるような環境を作れたらいいなと思った」などと話した。
エンディング映像。